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2020/10/05

2020北海道秋 4日目 9/21歌登から遠別

 朝。悩ましい天気となりました

当初考えていた旅程は歌登-中頓別-知駒峠-問寒別-中川-佐久-遠別(120km程度)でしたが、夜半から雨が降り続いて7時の朝食時になっても本降りのままでした。昨日おとといは降ってもざっと10-20分程度でしたが・・。特に宗谷地方の天気が悪いらしく、礼文で大雨になっているようだし、詳細不明ですが朝食時点では幌延町にも大雨警報出てました。知駒峠から向こうが行政的には幌延町ということになります。ここは大人の判断で中頓別、そして知駒峠を今回は断念、下方修正で歌登-小頓別-音威子府-佐久-遠別と短縮コース(たぶん90km弱)をとったほうがいいと判断しました。そうと決めればもう一度温泉へ。

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外に出ると雨はやんでいたので、やんでいる間に走ろうと、急いで準備して8:20出発。

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道道に出て少し走ってから振り返ると、昨日きた方向は晴れていて、これから行く方向は厚い雲に覆われていました。ペンケナイの牧草地をのびやかな気分で歌登の市街地へ(セコマあり)。雨はやんでいたので、改めて進路を再検討しましたがもう9時過ぎで出遅れているのでやっぱり下方修正コースを進むということで、中頓別への道を見送りました。道北は初夏も来てみたいかな。

歌登の郵便局で少しお金をおろしてから出発。現金はあまり持たないので、郵便局情報は事前にチェックしてあります。現金は今日明日の宿とフェリー代ですね。コンビニはスイカかクレジットカードです。東山のコーヒーのお店はpaypayでした。(paypayはこの旅では蕎麦屋さんやラーメン屋さんで使うことになりました)

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小頓別方面はまずまずの天気のようですね。そうそう、北海道の道はペットボトルやビニール(コンビニ弁当が入ったような)ごみなどが結構落ちています。外に設置してある自動販売機にゴミ箱はないし(なので自動販売機休憩あまりとりません)、コンビニも時節柄ゴミ箱を設置していない店があるので捨ててしまうのかもしれません。もちろん、設置してないから捨てていいということにはなりません。ドライバーには十分自覚を持ってもらいたいものです。

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牧草地が途切れなだらかなピークを過ぎると小頓別。丹波屋はもちろん?営業していません。ここから国道です。1台、赤いランドナーとすれ違いました。そういえばロード含めてこの旅で初めてすれ違ったかも。世の中は連休ですが、道北の予報は芳しくないので地元の練習ロードはほかの地域なのかもしれません。

峠を1つ越えて快走するとやがて音威子府へ

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駅の音威子府そばは休業中でしたので道の駅のそばをいただきました。案外もたれました。胃が弱ってるのかな?

天塩川の河原で腹が落ち着くのを待ってから出発。

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音威子府界隈を過ぎると車やバイクの喧騒はなくなり(というか車やバイクの密度が薄まったというべきか)ました。途中の道は交通量が少ないのですが、道の駅とか観光地の駐車場とかは結構混んでいるのです。

佐久で道道に入るので、ゆるやかに流れる天塩川をたっぷりと眺めておきました。

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日本最北の水田とのこと。このあたりでいきなり雨に降られました。

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雨はまもなく止み、そろそろ日本海。海の方向から青空が見えてきて、海の気配を感じながらペダルを回しました。

 

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海ぞいの国道に出たけど、ちょっと味気ないので、さらに海ぞいの農道へ。どこまでもまっすぐですが、時折爆走トラックが通ります。

 

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遠別の市街地には3時前に到着しました。

今日の宿はこの旅で唯一、電話で予約した、いながき旅館です。電話口ではおばあさんが小さい声でぼそぼそ答える感じでちょっと心配しましたが、部屋はきれいだし、自転車も横のガレージに入れてOKだったし、洗濯ももちろんOKで、スタッフはおばあさんだけじゃなかったし、ごはんも美味しかったし、よい旅館でした。国道沿いで昼間は車がうるさいですがそれも海べの旅っぽくてわるくない。そしてもう1つポイント高いのが朝ごはんが6時からだったことです。ボリュームもちゃんとあって、旅の宿として文句なしでした。ああ、しかもおばあさんからビールを1本おまけしてくれました。この宿は食事つきとしては珍しく前金だったので、酒は斜め前のセコマで購入していいんだなと解釈、買いこんでいたのでちょっと呑みすぎました(笑) 

旅館代金の後精算というのは単に商慣習で、前金制のほうが合理的ですが、日本の旅館ではチェックアウト時の精算が一般的ですよね。酒やレストランなどの利用を促すためなんでしょうが、翌朝、支払いが完了するまで旅館は不払いあるいは詐欺リスクを背負うことになります。朝、支払いを済ませると旅館(あるいは民宿)の女将さんのほおが緩み口が滑らかになるのがわかります。そりゃ、そうですよね。私はそのようなストレスは必要ないと考えているので前金あるいはデポジット制に賛成、というかどちらでもOKです。客の性善説をとるのはそろそろいいんじゃないかと思います。じゃあ、宿は性善なのか?となりますが、宿にはいずれ審判が下るわけで、口コミプレッシャーなどもありますから、これ以上むやみにストレスやプレッシャーを増やしたら中小の宿の将来は厳しいと思います。いまはコロナ禍で国内旅行を喚起しようという流れですがいずれ海外との交流も再開されるのだから海外からの送客を増やして我が国経済に資するようにしないとなりませんから、狭いルールにとらわれるべきではないでしょう。

さて、きょうのコース ペンケナイ-歌登-小頓別-音威子府-佐久-遠別 94km

夜になると往来する車はめっきり減り、静かな街道筋の宿の夜でした。

追記)この記事は10/5にUPされますが、先週まで自転車旅してたので、週末(10/3,4)は遠出はせずおとなしくしていました。ヘッドパーツの上ワンが外れたので再度圧入してもらいました。考えてみるとノートン号購入数年で下ワンが取れたことがあります。フォーク抜き輪行するからしかたないとはいえ、圧入したものが取れるものなのかな?と思わないでもない。ただし、走れば片道35kmほどで自分的に頼れるショップがあるので現状問題ありませんし、自分にはオーバースペックな製作精度を求める気もありません。そういう出来事がありました、というメモです。

遠出はしなかったけど墓参りもモンソンで出かけてついでに三浦半島をちょこっと走ったので、おとなしくしていたという表現は問題があるかもしれません(^^;

また、自転車旅欲が湧いてきました。今度は西のほうでしょう。短い1泊程度なら東北も行きたいですが、お財布と天気の兼ね合いで・・・

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