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2020/11/15

四国2020秋 4日目 11/4 馬路村から大木屋小石川林道、霧越峠、木沢へ

きょうはダート林道で県境越えと車道の峠越えとなりますが

前半のダート林道は情報が少ない。「とくしま林道ナビ」によれば少なくとも徳島側は通行止めということはなさそう。もっとも、くだんのwebは主として剣山スーパー林道を中心にフォローしているんであって、県境越えの向こう側にあたる(私から見るとこちら側)高知県側をまめにフォローしているとは思えません。いえ、ある程度信頼はしていますが、通り抜ける車がほとんどないことは間違いなく、こういうことは慎重であるに越したことはない。ダメなら早めに撤退して大回りしないといけません。その場合はとっぷり夜になってしまいます。霧越峠の国道は国道とは名ばかりの細道暗がり国道だし明るいうちに通過しないと、暗いと結局のところ時間的ロスがかさむことになります。

あれやこれや悪い方面も考えますが、まあ杞憂じゃないかと思っている自分もいます。

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部屋からの景色、今度またゆっくり来たい。

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馬路温泉8時前出発。

そういえばフロントで高知県の交通費補助制度があるということで宿泊証明書をいただきました。高知県内の対象施設宿泊であれば新居浜までの交通費でも補助の対象だそうでありがたいことです(帰ってから申請しました)。往復ともマイレージにしたらちょっと複雑な思いをするところでした。我ながらせこいですが・・・・。(蛇足ですが、7月に宿泊した分のGOTOトラベル宿泊補助金は帰ってから入金がありました)馬路温泉はGOTOトラベルの対象でもあり、商品券は結局のところゆず関連品の購入と発送に充てられました。もっともGOTOトラベルがあろうがなかろうが、馬路村に来たら馬路温泉に泊まるしかありません。

ちなみに今日明日とまる宿(四季美谷温泉)はGOTOトラベルの対象ではありません。ただ、(前述の通り11月末で)休業するためか、電話予約と現金支払いを条件に20%引きとのことであるのともしかしたら町の補助の対象になるかもということでした。予算に限りがあるようであてにしないでほしいとのことでした。

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馬路温泉からさらに奥に行くとゆずの香りは遠くなり、魚梁瀬へ。魚梁瀬ダムまでひとしきり登ると魚梁瀬の集落が湖とともに眼下に見えてなかなかの絶景でした。空は晴れわたり、峠越え日和^^です。魚梁瀬の集落はダムの奥に固まっていますが、もともと家屋は湖底になったところに点在していて集団で現在の場所に移転したのではないかと推測されます(未確認)

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魚梁瀬の湖面に降りてきました(9:10-15)。写真上の分岐で左が集落、右が徳島県への大木屋小石川林道となります。ツーリングマップルは県道表示になっていて、調べると高知県道大木屋丸山線となっているようです。大木屋は徳島側の集落で、県をまたがっての県道ということのようですが、徳島側では認定?してないようで。どういう事情かはわかりませんが・・・高知県としては維持するつもりがあるということなのかな?

いずれにしても県道の表示などありませんが、こちらとしては五万図に沿って作業道などに注意して進めば迷うことはなさそうです。

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しばらく湖面沿いを進んで、小石川橋でダムを渡ると未舗装となります。橋を渡ってちょっと東川を左にみながら走り、すぐに小石川谷を右に見ながらまっすぐゆるやかに登っていきます。途中、作業道がまぎらわしいですが、まっすぐ進みます。作業道はくねくね急斜面を登りますが、本道はゆるやかにまっすぐ登るし小石川谷を渡ることはありません。川はずっと右側です。

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川沿いの流れがだんだん細くなり、下に見えたり見えなくなったりするといよいよ離陸してピークのトンネルに向かって行きます。

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斜度がきつくなると玉砂利で滑るので押し歩きを入れました。すんなり通れるなら時間に余裕はありますから押し歩きがあってもいいでしょう。

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やがてピークのトンネルに到着(10:30)。徳島県側からの軽トラックのおじさんがいました。この先も問題なしです。おじさんは鳥獣保護の調査中とのことでした。

トンネルか所の正確な標高はわかりませんが、760-780mの間のようです。ここから国道までに100m台まで下りて行くのです。

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徳島側でパッと空が開けて遠くの山並みも見えました。いやー、やっぱり気持ちいいです。

玉砂利で乗りにくい箇所もありますが、おおむね問題なく、ダートの下りを慎重かつ楽しみながら下りました。

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大木屋の集落の手前で舗装になりました。集落には家屋がいくつかありましたが、そのときは人は見かけませんでした。住んでそうな家もありますが・・・

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大比の集落は生活感ありました。ここから県道までまだまだ細道をゆきます。

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県道に出ました(11:50)。轟の滝という名所があるようです。徳島⇔馬路の大きな看板がありましたが、昔は一般的な道だったのかしら?国道まではもうちょっと下っていきます。

このあたりから往来する車がありましたが、国道に出て左折すると車はパッタリいなくなりました。車はみんな海方面に行くようで那賀町には行かないみたいです。

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狭い国道をえっちらおっちら、だいたい600mくらい登ります。登ったり下りたり、なんでこんなことしてるんだろ?と思わないでもない。やがてピークへ(14:00前)。林道霧越線開通の建設碑があります。その後国道に昇格したらしい。林道以前に道がなかったのかというとそんなことはなく、かつて馬や人力、高瀬舟で物資を運んでいたころより、木頭から海部川下流を結ぶ重要な道だったそうです。

峠からは相変わらず狭隘な国道をゆるやかに下っていきます。車が1台も来ないので、このまま谷底の国へ迷いこんでいくのではないかと思うほどに果てしなく。

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やっと海川まで降りてきました(14:45)。疲れたー

あとは平谷で国道195にいったん合流、2kmほどの出合橋で左折して雲早トンネル方面へ、大轟の滝寸前で左折して3kmほどで宿となります。

途中、木沢のヤマザキでだらだらしたりして到着は17:00ごろでした。もう日の入りです。

うれしいことに那賀町の補助で宿代金は宿独自の20%引きからさらに半額でした。連泊なのでなおのことありがたいです。

急ぎ洗濯、風呂などすませて夕食は6時半からいただきました。朝食はもっとも早い7時にしていただきました。(ちなみに大川村が6時半で6時から可能、ビジネスホテルは7時、馬路村も7時から、最後の宿も7時からでした。朝ごはんの時間は旅の大事な要素ですね)

 

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鍋は鹿肉です。鹿肉またぎ汁、鹿肉サラミなどジビエ特集と川魚の塩焼きなどなど、おいしゅうございました。もちろん今日もおかわりしました。サイクリストですから🚲 風呂の脱衣場で測ると体重はさすがに増えてませんが、腹は出たままです。

コース

(計画として引いたものですがほぼこの通りに実行しました)

馬路温泉-県道12/54 -魚梁瀬-小石川大木屋林道-大木屋-大比-寒が瀬から徳島148県道で皆が瀬-国道193霧越峠-平谷-国道195出合橋-国道193木沢-県道295木沢上那賀線 四季美谷温泉 98km)

 

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