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2020/12/08

夏泊半島 12/4

金曜日から日曜日は東北へ輪行サイクリングに行ってきました。

JRの休日倶楽部の、要はシニア切符を使って、なかなかふだんのツーリングの目的地にしにくいスポットを点々と走ってきました。計画では4日フルに使って東北4県毎日輪行で巡るつもりでいたのですが、初日輪行移動時、自転車を持ちあげたときに右の脇腹を痛めてしまい、旅程を3日に短縮したうえで、2日目と3日目はコースをつなげることにしました。

この切符はJR東日本を巡るバージョン(4日間有効)と+北海道で5日間有効というのがあって、使える期間が決まっています。1回目が6月下旬から7月上旬、2回目11月下旬から12月上旬、3回目が1月下旬と2月上旬となっていて、つまりオフシーズンの梅雨時期か寒い時期に設定されています。

私は貧乏性なのでとりあえず新青森まで行ってモトをとろうと考えました。また、下北半島と津軽半島に挟まれた夏泊半島へはふだんのツーリングで訪ねるのはコース設定上難しく、この機会に行ってみようと思いました。

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乗り換えの青森駅です。新幹線ができて新青森を使うことはあっても青森駅は来る機会はなく、ずいぶんと久しぶりになりました。どんな状況で、そして話してくれたのが誰だったのか思いだせないのだけど、学生のころ、中学だか高校だかの思い出として、北海道から青森に引っ越してきた当初、北海道が懐かしくていつも連絡船桟橋に来ては涙ぐんでたというような話を女子学生がしてくれたのを思いだしていました。都会育ちの私にはそんな思い出話が羨しかったのだと思います。

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降りた浅虫温泉駅は雪が舞ってましたが、本降りや凍結はなさそうなので予定通りです。この時点で12時前。4時過ぎにはとっぷり陽が暮れるはずなので、夏泊半島を回って野辺地あたりが関の山、半島からは国道4号で移動することになるのでその前の駅で完了でもよい。今回はツーリングマップルだけで事前の計画は特になく、きょうに関しては夏泊半島を回ろうというだけです。Img_20201204_124352-640x362 Img_20201204_124405-640x362 Img_20201204_125220-640x362

平日のためなのかオフシーズンのためなのかさびれているからなのかわかりませんが、浅虫温泉は活気がなくて道の駅もお休みでした。国道から半島に入ったところにほたての土産物屋さんはあってのぞいてみましたが、ほたては家に送るには目新しいものではないのでやめておきました。

小さな漁村を行き過ぎ、波の音を聞きながら津軽半島の山々を眺めながらゆっくり漕ぎました。気温は2度くらいのようです。風は西風最大10mくらい(予測済みで逆回りは避けました)で、向かい風ではありませんが、時折あおられます。すぐそこに磯を見ながらサイクリングできるのは幸せなことだとつくづく思います。

服装は長袖アンダー+長袖アンダー(襟付き)+長袖ジャージ+ジャケット+雨具、下はモンベルの厚手(モンベル自転車用ではもっとも厚いけど中厚手かな)ズボン+ウオーマーで上下はさすがに寒くないけど、手足は冷えます。手袋は薄い手袋(軍手のような)と冬用手袋を重ねています。足は靴下の上に靴カバーを履いています(靴がミドルカットなので)が私は手先足先が弱くて5度以下(で走行)だと痛い感じです。歩きなら5度もあれば手足は冷えませんが、自転車の場合は許容温度が上がりますよね。

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半島の突端となるんでしょうか、到着。民宿や食堂などが軒を並べてますがどこも営業してませんでした。先の島までは橋があるので渡れますが今日は行きません。眺めが良ければ津軽半島と下北半島が見えることでしょう。昔は村落があったのでしょうが、今は生活臭が感じられません。

振り向いて見上げると、青森がわがどんより鈍色の空で野辺地がわは晴れ間が見えていました。ここまで雪がちらちらしてましたが、ここからはまずますということのようです。

地形的にもここまでは断崖か岩礁、小島が多く、厳しさが感じられましたが、野辺地側は砂浜(人工的なものでしょうが)が多くなり、なだらかな海岸線となります。

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風のない松の木のマタで休憩。

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晴れ間が見えたのは一瞬で、やはりどんより空基調のサイクリングとなったのでした。終始寂莫とした風景かと思いきや、白鳥の飛来地では白鳥やマガン?がにぎやかにえさをねだっていました。冬のサイクリングならではの風景に出会えてよかったですが、寂寞のままだったとしてもサイクリングは楽しいものだと思うのです。

半島から国道に復帰して野辺地から八戸に輪行しました。野辺地駅で輪行作業をして立ち上がった時に右わき腹をギクっとやってしまいました。野辺地の市街地から駅に来るまでにロスがあったのでちょっと焦っていました。急いで作業して自転車を担いでエイサッ「いてて」になったわけです。輪行作業で急ぐのは嫌いなんだけど、ついついこうなって、結果痛めたり忘れたり落としたり、ロクなことはない(^^;

まいったなあ、明日はDNFかなーと覚悟するほど痛くて、八戸の東横インへ這う這うの体でチェックインしたのでした。

時代に取り残されたような半島ですが、やはり行ってよかったです。とりあえずきょうはゆっくり休まなければ・・・

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北東北(青森秋田)」カテゴリの記事

コメント

としさん この時期に夏泊半島とはよく行きましたね。私も一度は訪れてみたいと思っているのですが、うまい行程が組めずにいました。名前からして夏に行くところとばかり思っていたのに。
としさんも、この切符を使うようになったのですね。私も随分愛用してきたのですが、1月のハンドメイド展を最後に今年は使わずじまいでした。これを使っていると、新幹線のお隣の席の人、ローカル駅で列車待ちをするグループ等々・・・皆さん同じ倶楽部と感ずるのですでした。

こんばんわ。「下北半島と津軽半島に挟まれた夏泊半島」という場所があることさえ、知りませんでした。しかし文と写真から、この季節の青森らしい雰囲気を感じました。シーズンオフらしい民宿の佇まいが、いまの季節らしい寂しげな旅情を醸し出しているように思いました。青森県はたぶんいままでの人生で1度しか訪れていないような気がします。いや八戸は青森県であれば、もう少し行ったかな。でも青森県に行きたいなあ、と拝読して思った次第です。

kuriさん、こんにちは。
夏泊半島は小さいですが、下北、津軽、八甲田から微妙に離れていて行程が組みにくいですよね。海ぞいを回る性質の旅なら必然的に通りますが。それでこのような季節に訪問することになってしまいました(^^;
この切符はふだん行きづらい場所に行こうと思えて、いいきっかけになりました。第3回の時期は東北サイクリングは厳しいでしょうけど、陸路は割引が少ないですし、今後も前向きに活用していこうと思います。

ぱぱろうさん、こんにちは。
八戸は青森県になります。下北半島、津軽半島、五能線沿い、白神山地、八甲田から十和田湖など走るところはたくさんありますので、ぜひ遠征してみてください。ただ十和田~八甲田あたりは休日だと車が多いので可能なら平日がいいです。夏泊半島は小さいのですが、津軽下北の2つの半島、特に下北半島はぱぱろうさんにも走りごたえがあると思います。

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