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2020/12/09

北上から平泉、一ノ関12/5

2日目、朝起きると右わき腹は昨日よりは軽快していました。

ただ、起きる動作にひと苦労。あと、トイレの動作がちょっとつらい(^^; きょうは花巻周辺でポタを考えてましたがやめて北上まで新幹線で移動して、江刺あたりうろうろして平泉にいくことにしました。一ノ関泊りなので輪行は朝だけとなります。3泊めはキャンセルしました。入念にかつ痛めないようにストレッチをしてから、まずは輪行移動です。

右の脇腹が痛いので左側で輪行袋を持ちましたが、長年の習慣(右側で輪行袋を抱え持つ)はいかんともしがたく、持ちづらくて仕方ありません。

新幹線で北上駅へ。年末年始に帰省するときは逆に北上するわけですが、北上あたりから雪景色が始まるかどうかといったところ。青森も積もってませんでしたし、岩手南部なら問題ない。気温は5度まで上がる予報となっていました。しかも幸い晴れ基調のようです。

南部(昔の藩ではなく現在の岩手県南部)を走るのは初めてです(沿岸は走っていますが)。このあたりもすぐ来れそうでなツーリングの目的地になかなかしづらいエリアなので、これを機にやってきました。新花巻での下車も考えましたが、盛岡で乗り換えないといけないのでやめて7:17八戸発は北上に停車するので北上駅出発としました。

モンソン号は泥除けを緩めて(前は外して)、ホイールを外すという手順だけなので、ノートン号よりだいぶ楽です。9時くらいに出発。

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自転車を組み立てて出発。まずは江刺方面へ。奥州藤原氏祖の生誕地です。といっても当時の遺構は跡地しかなく、藤原の名前を借りた歴史テーマパークがあるくらいですが・・・

しばらく北上川沿いに進みますが、花巻から続いている自転車道は数キロで終了です。

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春は桜並木がきれいなところですが、いまは茫洋としています。きのうのどんよりとした天気と打って変わって(場所も変わったけど)、空気は澄んでいて、川は青く、冷気が気持ちいい。肉眼では奥羽山脈の山並みが見えます。

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(ゴミ)捨てるな、です。

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NHK大河ドラマを見ると「奥州市」というクレジットに気づくと思いますが、このテーマパーク(えさし藤原の郷)でのロケなのです。きょうは寄りませんが、広くて見学しだすと時間がかかるのでサイクリングでない機会に行ってみようと思いました。

で、近くにある藤原氏の居館(とされている場所)は 城跡碑などがあるのみで、富田館はテーマパーク内に推定復元されているそうです。滅ぼされた側の遺構が残ってないのはしかたないけど、住宅や電力施設と隣り合わせで風情がありませんね。

 

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江刺からこんどは平泉を目指しました。見渡す限りの水田地帯。帰省先ではあまり見ない風景で、同じ県内でも違うものだと思いました。もっとも私自身の出身である神奈川県の6倍超の面積だから当然ではありますが。

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滅ぼされた側の歴史といえば、県道から1.5kmほどあぜ道のような道をくねくねゆきますが、アテルイの同胞である母禮(モライ)とされる磨崖仏があります。彼らが田村麻呂側に斬られた後、疫病が流行ったので地元の蝦夷が彫ったという。どこが顔かはわからなかったけど・・・北限の磨崖仏となるそうです。

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江刺からは引き続き県道14号線を基調に、磨崖仏など適当に回り道をしながら平泉に向かい、学生時代以来だと思いますが(もちろん自転車では初めて)中尊寺と毛越寺を見学。土曜日にかかわらず見学者は多くなかったので、金色堂も密にならずに見学できました。

帰省のときは、親戚のある沿岸に行くことはあっても、用事も親戚もない南部に来ることはありません。実家のある北部では文化の薫りにふれることが少ない(啄木がらみはあるけど)というか、自然が豊かで開拓村も多いなどやや野生的?な土地がらなので、こうして南部を巡ると新鮮な心地がします。また春でも巡ってみたいです。

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走っているとかえって右わき腹の痛みは軽減したようですが、かばっていて腰全体がまだだるい感じです。でも気温が上がった、といっても5度くらいで内陸的な冷え込みはありましたが、きのうの夏泊と違って晴れ間が多かったので体感は暖かでした。

この日は一関の東横インに投宿。地域クーポンは近所のコンビニで食料調達に使ってしまうので地域に貢献しているかどうかはわかりませんが、感染拡大を招くような行動に注意しないといけないので、町をうろうろできないのはしかたないとも思います。もともと、洗濯もするから外食はめんどくさいし。ふだん食事を作ってるためなのか、山に行ってクッキングが楽しいとも思いません。コンビニ弁当とかカップラーメンとかジャンクにすませるのが日常から離れて新鮮で楽しいと感じます。根がズボラなんでしょう。

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