南高尾(高尾発)2/23
なるちゃんの誕生日は軽めの山サイとしました。
高尾駅から南高尾山稜を巡ろうと思います。順当に行けば午前中の旅程(山道は2時間半から3時間弱程度)なので帰りは自走にしようかかなと思います。
4番電車で横浜に出て横浜線、中央線と乗り継ぎ先週に引き続いて高尾駅へ。組み立てと補給をして8時過ぎに出発しました。まずは国道20号で大垂水峠へ。
大垂水峠ってもしかして初めて来たかも。なにぶんここを通るプランなり動機なりが希薄でしたので・・・
峠の脇から入って歩道橋を渡ると山道となります。
きょうはもちろんヘロン号です。担いだり引きずったりが多いですが、水平区間もあるのでハイカーが来ないのを確認して乗車。朝のうちはハイカーは少な目でした。
きょうの道は道標がフンダンにあって迷うことはありません。当初は道幅が狭かったり木の階段もありますが、尾根に出ると道が広くなっていい感じになってきました。大洞山、コンピラ山、中沢峠をゆきます。巻き道も多く、今回は乗っていけそうな巻き道を使うことが多かったです。ピークは別途歩いてきたときに登ればいいかなと思ったので。
歩いていると暑くなり、カッターシャツも脱ぎ、ジャージと長袖のアンダーのみ。朝のうちは雨具も着てましたが大垂水峠の途中で脱いでいます。きょうも昨日と同様暖かいようですが、予報では昨日と違い北風になるとのこと。杉林をゆくと風はあまり感じないで、時折の陽だまりがポカポカ気持ちいいです。杉林といえば花粉症ですが、私は町ではそれらしい症状があるのです(意識しないようにしていますが・・・)が山の中では症状がでません。花粉がうようよしているはずですが、フシギですねえ。
(コンピラ山にて)
今年の山サイは、昨年末、巣鴨で購入したミッドカットのウオーキングシューズで歩いています。登山靴ではアプローチがつらいし、ローカットのウォーキングシューズはアッパーがやや薄く内張りも柔らかいので山道はややしんどいので。購入当初は内張りが硬いので靴擦れを起こしましたが、ふだんも使ったり手入れなどしているうちにしっくりくるようになりました。
(見晴らし台にて)
中沢山を過ぎると、南側の風景がぱっと開ける絶好の休憩ポイントがあったのでしばし大休止しました。きょうのハイライトですね。津久井湖が光り輝き、道志や丹沢をバックにした三ケ木周辺。まさに一幅の絵のようであった。
西山峠からは名手橋付近(名手橋と三井の中間地点と思われます)に下りられるようでしたが、この時は台風の影響で通行止めという標識がありました。
10時くらいとなり、ハイカーがかなり増えてきました。当初、草戸山まで行こうかなと思ってましたが、やめて城山湖か峯の薬師に降りることにしました。草戸山まで足を延ばせば橋本駅から輪行もありかな?とぼんやり思ってましたが、三沢峠から下りるなら自走帰着が決定です。
城山湖に降りるか迷いましたが、ゲートが閉まっている可能性もある(緊急事態宣言でダム見学施設はクローズされていることが予想されました。4月にサイクリングに来たときに閉まっていました)ので峯の薬師へ降りることにしました。まあ、車両ゲートがしまっていても自転車は抜けられるとは思うのですが・・・
峯の薬師からも下界がきれいに見えました。薬師の関係者なのか(そのへんのおっちゃんという風体でした)「ここは自転車ダメ」と言われました。となると、三沢峠からはやはり城山ダムに降りればよかったですが、もうこのまま降りましょう(^^;
草戸山から峯の薬師へは9年ほど前に来ていますが、峯の薬師はさびれが進んでいるように見えました。
林道をだだーんと中沢に降りてきました。標高が下がったはずですが、開けた場所に来ると風がひんやり感じられました。なんだかんだまだ2月ですから当たり前ですね。カッターシャツを着てまずは橋本に向かい、適当にジグザグ走ると16号に出たので南下、境川とぶつかった地点から自転車道に入って帰途につきました。
16号は自転車道ができている区間があってなかなか走りやすくなっていました。自転車道が途切れてしばらくいくと見覚えのあるペットショップがありました。2003年にそこで柴犬と出会ったのでした。そのとき一目ぼれで引き取り、実家に連れ帰ったところ両親が気にいって実家で飼われるようになり、昨年末に天に召されました。冷やかしでちょっとだけ店内をのぞくと、ケージの構造は同じで、18年前に寝転がりながらこちらを見つめていた姿を思いだしてじーんときました。
帰宅は3時半くらい。さわやかな山歩きはもちろん、自走帰着もきょうはなかなか得るところ思うところがあってよかったと思います。
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コメント
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こんにちは。
そうなんです。城山界隈は自転車ダメと言われています。だいぶ前に何処かで読みました。同じ「走る」でもトレランはOKで自転車はNGって、なんだかなぁって思います。軽車両なので仕方ないですが。道路でも山道でも嫌われ者は肩身が狭いですね。
投稿: INTER8 | 2021/02/24 17:09
こんばんは。峯の薬師は、おっしゃるように、ちょっとすたれた感じが強いようですね。誰もいないと思ったら寺務所に人がいらっしゃって意外だなあと思ったことがあります。その方は、たいへん失礼ながら主観的に「その辺のおっちゃん」という印象を持ったので、としさんに声をかけられた方もその方なのかなと思いました。この時間ですでに笹かまとチーズをつまみにいっぱいやっていて少々酔っておりすみません。大原麗子じゃあるまいし。
投稿: ぱぱろう | 2021/02/24 19:08
INTER8さん、こんにちは。
そうでしたか。だとすると草戸山まで行っちゃうしかなくなることになりますが、こちらは時間的にハイカーが増えたので遠慮しておいたのです。三沢峠から峯の薬師は道も広めでハイカーもいませんでした。城山湖周辺は確かに自転車乗り入れについての看板があったかもしれません。MTBでかっ飛んでくると怖いというのは理解できるのでせめておだやかに楽しむしかないですね(^^;
投稿: とし | 2021/02/25 05:55
ぱぱろうさん、こんにちは。
峯の薬師、10年前は奥の院(フツーの建物)には飾りがあったような気がしますがいまは廃屋同然でした。甘坂ののぼりはあったけれど、あのおっちゃんが管理者だとすると「経営」はむずかしそうですね。それにしてもあの坂を峯の薬師目指して登るのはつらいかも(^^;一角からの景色は良いのですが。
投稿: とし | 2021/02/25 06:03