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2021/02/22

東京湾岸+江戸川沿い、荒川と隅田川を横断して新日本橋まで2/21

土曜日なら房総探索、日曜日なら東京湾岸ぶらぶらしてみようかと考えていました。

土曜日は風が強く、フェリーもしくは内房線にしても遅れたりすることが予想されたため、日曜日としました。湾岸逍遥なら日曜日のほうが快適なはず。房総探索なら土日いずれでもよいと思いますが。ただ、湾岸も海ぞいであるため、風が強いとやだなあとは思っていたところ土曜日ほど強くなさそう。4番電車で品川まで輪行しました。

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品川駅、以前とまったく変わってしまいうろうろしましたがとにかく港南口に出て組み立て。きょうはおニューのフロントバッグとしました。山音さんのLサイズはスポルティーフには少し高い(山音さんのMサイズだとスポルティーフにちょうどなのだと思われます)のですが、きょうは東京の文庫地図ですますためマップケースの重要性があまりないとも思ったからです。おニューのフロントバッグのマップケースはたてが12cmほどでやや小さいのです。(オーストリッチF104は15cmほど) 新しいフロントバッグを装着したかったのですが、きょうの旅程なら汚れないだろうし。まあ東京にいくしね、ちょっとはきれいにしないと(byおのぼりさん)

新しくできた高輪ゲートウエイ駅は残念ながら反対側のようで線路を越えるまでもないとあきらめ、ウオーターフロントへ進路をとりました。きょうは海側をできるだけ丹念に、かといってスポルティーフで来ている(細い路地を回るわけではないと思い)のである程度走りたいという気持ちもある。積算して100km程度走れればいいとも考えていました。

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きょうのコースは(かなり適当に引いていますが)こんな感じ

前半の湾岸サイクリングでは運河沿いの遊歩道や広い道の歩道(自転車の走る区域もしっかりしている)を多用、倉庫道はきょうは車は少ないのでストレスフリーでした。コンテナがうず高く積まれているとむやみにうれしかったりします。Img_20210221_084419-640x362

品川から浜路橋を渡って高浜運河沿いに南下、東京海洋大、港南公園、天王洲公園など経て品川ふ頭橋を経てコンテナ置き場沿いに北上。この広い道は気持ちよかった。(今回は大井ふ頭、空港は省略。そのあたりは何度か来ているし、この2か所を切らないとダレる可能性があるので)港南大橋、五色橋など経てレインボーブリッジ下から北上、浜離宮を経て、すっかりなくなった築地市場をつっきる環状線で勝どきへ。見える風景の変化にびっくりするやら実感がわかないやら。

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マルハの倉庫のある水産ふ頭を回って朝潮小橋を渡って晴海へ。

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不気味なマンション群は選手村?誰も住んでいない高層マンション群、抜けるような青空が不気味度を薄めてはいますが、シュールです。

世の中は五輪の可否を巡って喧々諤々、というか否定的ですね。この前まで歓迎一色だったのに、流されやすいというかなんというか。私自身はもともと五輪には中立、というと聞こえがいいけど要は蚊帳の外、「復興五輪」なんて標語も多くの国民は忘れてしまうだろうと思っただけでした。昨年も五輪期間はサイクリングに出るつもりでいたわけですが、いまは、ここに至っては海外からお客さん(競技と関係のない政府関係者もout)は招かず、国内客は自国選手の応援をしないという条件のもとで開催なさるしかないと思っています。「五輪どころではない」というほど国力が低下しているとも思いません。周辺各隣国に比べて優越しているとも(以前から)思ってませんが。

で、自身は既定方針通り、山か北国サイクリングか、逃避しようという方針も同じです。誤算としては出先でマラソンやってたりして(^^;

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青函連絡船の展示、釣り客と遠くの処理場、徳島へのフェリー、公園の花、多彩な表情を見せてくれて、湾岸サイクリングは飽きません。

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10年前の地図になかった新しい橋で晴海運河、東雲運河を渡り、豊洲、有明をぐるっと回って辰巳を経て夢の島へ。きょうは第5福竜丸の展示を見たいと思っていました。コロナで閉館しているかも・・・と思ってましたが開館していました。

第5福竜丸、放射能検査を経て大学で使われていたのですが廃船となって夢の島へうち捨てられ・・住民の運動もあって保管されることとなり、東京都がこのような展示をするようになりました。未見の方(特にお子さんのある方はご家族で)はご覧になるとよいと思います。

本当は静岡県でやるべきことですが、東京にあるほうがたくさんの人々に関心を持ってもらえることでしょう。

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福竜丸の展示を見てから若洲まで足(輪)を延ばして、飛行機や貨物船を眺めつつ、臨海サイクリングの区切りとすべく葛西臨海公園に向かうこととしました。朝のうちはどこも人が少なかったですが季節外れの暖かさに誘われてか若洲あたりから人が増えてきました。緊急事態宣言とはいっても狭い東京なり神奈川なりに押し込められて、外出自体はしてもいいのですから、気分が晴れそうな場所に人が集まるのは当たり前で、とがめるほどのことはなかろう。といいつつ葛西臨海公園はかなり人が多かったので、ちょっと見ただけで江戸川沿いに逃げ出しました(笑)

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この後は旧江戸川沿いをしばらく北上しつつ、いろいろと踏み込み不足だった学生時代のひとときをちょっと思いだしたりしました。

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適当なところで江戸川を離れて奥戸街道を進み、荒川を木根川橋(昔 某歌手の歌が記憶にあるが改築したのか古い橋が別な場所にあったのか、とにかくなんてことない橋でした。月日は流れ、その歌もいま聞くとさして感興がないのである)を渡り、634タワーに向かっていったのでした。江戸川、荒川、隅田川の位置関係をやっと理解しました。また、ゼロメートル地帯の生活も垣間見た気分です(まるで中学生が外国に行ったような感想ですが)

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634タワーで思い切りおのぼり写真を撮ってから隅田川へ。隅田川から浅草はわんさか人がいました。これでコロナで商売あがったりなんて言ってたらバチがあたる。インバウンドの隆盛時は一種の躁状態だったのでしょう。

浅草からは新日本橋(頭の中で東日本橋と混線してうろうろと迷った)まで移動して横須賀線で帰路につきました。

なかなか中身の濃い、脳細胞が活性化したような充実した1日でした。東京に限らず湾岸地帯をうろうろするのはもともと好きですが、時々は都市サイクリングもいいものだと思いました。都内は自転車走りやすい。少なくとも鎌倉よりずっと。

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