フォト
無料ブログはココログ

« 膵臓腫瘍の経過(1/末-4月初旬まで) | トップページ | (手術入院までの)食事、運動、参考書籍 webなど »

2021/05/16

膵臓悪性腫瘍経過(検査入院退院から手術入院まで 4月初旬から下旬)

今回は検査入院退院から手術のための入院までの経過です

(手帖から書き写したメモに補足しました)

長い検査入院(3/23-4/3)を退院、週末は膵炎のためか違和感もあり静養

4/8 北新横浜のクリニックにてPETCT検査(N病院にてすすめられ受診。N病院での確定診断に利用するため保険扱いとなった。保険適用されないと10万くらいかかる)。PET検査の苦痛はない。


結果は4/12のN病院外来にて。

膵臓の腫瘍もいろいろあるし情報源によって深刻度も異なっていて当惑している。国立および県立がんセンター、肝胆膵学会のweb、そして受診した病院などのwebを参考にした。

書籍では「膵臓の病気の早期発見・早期治療―
“暗黒の臓器"のこと少しは気にかけてみませんか (埼玉医科大学超人気健康セミナーシリーズ)」(ライフサイエンス出版)
を購入。参考になった。ただ、やはり通常型膵がん以外の情報は少ない

4/9 歯科にてクリーニング

4/12 N病院外来


ホルモン(空腹時の血液検査)の検査、甲状腺超音波検査の後、家族同席で外来。

先日のPET-CT  FDG薬の集積が膵頭部腫瘍にみられ、腫瘍は悪性であるという結論となった。手術の日程は4/16の外科外来には決まりそうである。4月中のほうが良いが、ちょうどGWにも差し掛かり5月になるかもしれない。家族が「手術は4月中に」と何度も主張してくれた。(追記:私は自分のことなのにこの期に及んで図々しくなれないのである。結果的に助かった)

腫瘍の種類は術後の病理検査をしてから確定となる。いまは手術に頭を切り替えて、食事、生活全般、気をつけていきたい。


4/16 外科外来


血液検査ののち外科初診。担当の医師より説明を受ける。医師は質問ありますか?と聞いてくれたけどこちらとすればまずは手術を乗り切るしかないのである。日程は26日と決まった。GW明けにならなくてよかった。内科の先生に口添えいただき早くなった。これで初動の自分のミス(前述の通り地元のクリニックで超音波検査を再度お願いした件、3週間ほど浪費してしまった)の多くは挽回できたと解釈しよう。人間ドックから3か月で手術とは時間がかかってしまったが、MRIから1か月半は診断確定のためでやむを得ない。

悪性の場合の病名については手術後の病理検査を待つしかないが、外科医師は内科医師のあげた病名のほかに特殊なタイプの膵管がんもあげていた。膵管がんは一般的なすい臓がんのことである。

その後受診した内科では、アミラーゼの高値は腫瘍が膵管を圧迫していることが原因とみられ手術まで放置するしかないようである。食事に注意して悪化しないようにしたい。睡眠を十分とって運動もこの際控えてつかれないようにしよう。こちらとしてはそのくらいしかできない。血液検査ではホルモンの数値を調べた(NET/NECの可能性があるため)が顕著な数値はなかったとのこと。内科の受診はここで一区切りになるらしい。お世話になりました。

入院手続きをして帰宅。入院の準備もあれこれある。気が紛れていい。やはり私は凡人だ。先に進むという感覚があるとほっとするのである。「切らずに治す」という言説もあり、実際問題手術による身体のダメージが大きいのはわかるけど、私には切らずに治す道を探るのはメンタル的にも無理なようである。ただし80歳近くであればもう手術はしないであろう。それまでにやりたいことをやり、好きなように生きよう。

手術後の目標:

山歩き 幌尻岳に行けるようになりたい(単独では術前でも難しいレベルであるが・・・・)。出術後にできるだけ多くの300名山を歩きたい。

サイクリング 1週間程度の内陸部ツーリングができるほどに回復したい。

予期せぬ体調の変化があるようだし日程が長いと食事の問題もあるのでなかなか高いハードルであるが上記項目ができるようになりたい。負荷のかけすぎは一生難しいのかもしれないが目標の設定は自由である。

(現実には山歩きは市内のハイキングコースから始まって、近郊の山、コースタイムが短い100-300名山などを経て山小屋1泊まで何年もかかるだろうし、自転車もまずは江の島から始まって、境川、三浦半島、輪行で平地サイクリング、県内の峠、軽めの1泊サイクリングなど段階をふむことになる。1週間程度のツーリングには数年かかりそうである。新しい地図、ツーリングマップルを買ってせめて机上の計画を楽しもう)

4/22 N病院麻酔科外来


手術の全身麻酔と術後の硬膜外麻酔について説明を受ける。

病院の周囲には外食はたくさんあるけど、コロナ感染やら脂質制限やら考えると外食する気になれない。自宅からのおにぎりとイチゴを病院外のベンチで食べた。隣の女性は入院のしおりを見ながら病院売店の弁当を食べていた。私より一回り若そうだが入院するのだろうか・・・

病院の売店は4-5月まで工事のため仮店舗、電子マネーの類も使えず不便である。先日の外科外来で看護師に指定された、手術に必要なグッズを購入。

QBハウスで散髪して帰宅。目論見通り昼食の時間帯は空いていた。

日曜日に入院だ。目の前の課題(といっても痛いとか苦しいとか気持ち悪いとかだけど・・・)をまず乗り越えて、無事退院できるようにがんばろう。

にほんブログ村 病気ブログ すい臓がんへ
にほんブログ村

« 膵臓腫瘍の経過(1/末-4月初旬まで) | トップページ | (手術入院までの)食事、運動、参考書籍 webなど »

すい臓癌など病のこと」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 膵臓腫瘍の経過(1/末-4月初旬まで) | トップページ | (手術入院までの)食事、運動、参考書籍 webなど »