(手術入院までの)食事、運動、参考書籍 webなど
手術までに参考にしたこと、食事について考えたり実践してみたことのメモ
(文中のコメントは手術前の心境です。科学的根拠のない内容もあると思います)
今回の膵臓腫瘍(悪性疑い)は一種の生活習慣病なのだろう。喫煙もせず既往症もない。肥満傾向も解消しつつある。あとは歯周病があるがこれは口腔ケアをしっかりやるとして、個人レベルで変えられる生活習慣の最たるものはやはり食事であろう。
ここ数年は私が調理することが多かった。自分のレパートリーは調味料をふんだんに使った油っぽい炒め物が主で、しかも大食傾向はぬぐえなかった。酒も人並み程度(最近はワイン1週間に2本程度ではあったが、目の前に1本あれば空けてしまう)には呑むし、甘い間食も多い。
食事療法(膵炎、がんなど)の本を家族が買ってくれたので、そのレシピを苦も無く作れるようにしようと思う。
まず断酒である。3/8以降は断酒中。これを機会に卒酒しよう!もう十分呑んだじゃないか^^
食事について当面、脂質を20g以内に抑えて、タンパク質は豆類、魚類(一部不可もある)、鶏むね肉(豚肉は一部のみ)に絞り、野菜中心でなおかつ野菜ジュース(ジューサー)を作って飲む(市販品も可)、一汁三菜+果物でレシピ通りの食事量を守る・・ほかにも諸々あるけど、大雑把には言えばこんな感じ。
味噌汁さえ作らず、作り置きが不得手で、炒め物に偏ってきた自分には大きな転換点である。不慣れなことこの上なく、戸惑っている。退院時点(及び次回の退院時点)では妻に頼っているが、フルタイム勤務者(家庭の事情ということでテレワークも許されることになったようだけど、その背景には言うまでもなくコロナ禍があり、遠からず通常体制に戻らないといけない)にいつまでも頼るわけにはいかない。苦もなく楽しくこなせるようになろう。標準的な専業主夫を目指そうではないか^^
書籍では女子栄養大学の一連の書籍を参考にしている。がん関係の書籍は新品を買うようにした。
「胆石・胆のう炎・膵炎の安心ごはん (はじめの一歩シリーズ) 」
「がん研有明病院の肝臓がん・胆道がん・膵臓がん治療に向きあう食事」
「気になる脂質早わかり」
「がん研有明病院の抗がん剤・放射線治療に向きあう食事」(以上すべて女子栄養大学出版)
他
「ガンが消えていく最強のレシピ」(マキノ出版)に触発されて毎日野菜ジュースを作るようになった。
「がんが消えていく生き方 外科医ががん発症から13年たって初めて書ける克服法」(ユサブル) 心がけなど参考にした。
いろいろなwebを見たけどネットサーフィンはたいがいにしたほうがいいと思った。闘病記の類はまずトップページを確認してご健在のブログを拝見させていただいたが、なかなか同じ種類(NET/NECとかIPMCとかが候補である)同じくらいの病状の方は見当たらなかった。
膵臓がんサバイバーでサイクリングや山歩きを趣味としている方のwebは術式も同じで参考になった。
https://ameblo.jp/masamix-z/
すい臓がん手術 そしてカムバックライフ
部位や治療法は異なるが知己の輪友のwebも心掛けや湯治、病気とのつきあい方、医師との関係など参考にした。ブログ中の、検査はまずCT MRIを受けよ、という指摘について今回の病気より前に目にしていたにもかかわらず、つい遅くなってしまい反省。
https://ronsuke1st.blog.fc2.com/
ガンからの回復と健康をめざす旅日記
以上お礼を申し上げるとともに末永い健康を心よりお祈りしたい。
運動については負荷のかかるものはやめるように主治医から注意されているので、走る、乗る、登るは控えた。浜辺を散歩する、買い物で歩く程度にしている。(以上 手術前の状況となります)
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コメント
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こんばんは。としさんのブログを読んだから、ということではなく、わたしも長年の大量の飲酒でこのままだとやばいとふと思うようになりまして、今月の11日から休肝日を3日のうち2日とることにいたしました。まだ10日もたっていませんが、いまのところなんとか誓いを守っています。今日は在宅勤務でして、仕事が終わったあと、さっそく飲みたいと強く思ったが昨日が飲酒日だったのでぐっと我慢して過ごしました。としさんのように卒酒とまではなかなか難しいですが、なんとか3日を4日に、5日にという具合に間隔を広げて、いずれ断酒できればよいなと思っています。まずは3日に1度のペースを2か月続けて、肝機能の数字を見てみたいと思っております。
投稿: ぱぱろう | 2021/05/20 19:12
ぱぱろうさん、おはようございます。
私の場合アルコールは現状禁忌なので選択肢はありません。5年たったら記念に一杯だけというのもあり得ますが、その頃そんな気持ちになるかどうか。
飲んで差支えない状況なら飲んでも問題ないと思いますよ。もっとも依存症的だとやばいですが。
投稿: とし | 2021/05/21 06:52
こんにちは
私はまずご飯茶碗を小さくして、白米の量を減らしました。
がんは糖分が大好きということなので、夕飯はおかずだけにしようと思ったのですが、
無理でした。玄米もあまり好きでないのでやめてしまいました。
肉は四足歩行(牛、豚、羊など)は食べず鶏胸肉肉で過ごしましたが、
食べない事でストレスになるのが嫌で、半年くらいで解禁してしまいました。
牛、豚などの四足歩行動物の肉は週500gまでが良いとエビデンスがあると
セミナーで話されていました。四足歩行動物の対応は人間より高いため、脂肪の分解が悪いというはなしです。大腸がんに対して注意が必要とのことです。
膵臓にどの様に影響があるかはわかりませんが。
魚は好きなので積極的に食べています。
刺身、焼き物、煮物で普通に食べています。
お酒は家であまり呑まないので、あまり心配していません。
毎日飲むのはどうなのかと思っています。
飲食に関してはどこまで規制すれば良いかわかりません。
程々にということですかね?
投稿: ブリッジ | 2021/05/21 11:51
ブリッジさん、こんにちは。
食事についてはいろいろな情報もあって、病院は事前に考えていたより大雑把なところもあって、自分なりに取捨選択しないといけないですねー
私はまず術後の制限があります。まだあまり食べられなくて間食で補っています。膵臓は半分残ってますが糖尿病も警戒しないといけないということでその意味でも糖分はたいがいにしないといけません。甘いの好きで困りますがしかたないですね、いもや果物中心で補っていこうと思います。
十二指腸も切って再建しているので、早食い厳禁。1日の内で食事時間の占める割合が高くなりました。
玄米がいいとあちこちで見ますが、うちは実家から白米が送られてくる(病気の話はしない)ので、スーパーで売ってる雑穀や岩手の黍(イナキミ)を混ぜて食べています。
肉は豚肉が思案のしどころのようですが、とりあえず鶏むね肉中心としているところです。でも体重も増やさないとなあということで、うーん、とにかく食事は悩むことが多いです。
でも、自然な食物なら「ひとかけらも食べちゃだめ」ということはないのかな?とも思うので術後態勢が終わったら少しずつ広げていけたらいいな・・・酒は私はNGなのですが、コーヒーくらいは飲みたいところです。まあ、化学療法態勢?でコーヒー飲めるかどうかわかりませんが(^^;
結局主菜は魚中心、脂質の関係で魚も種々制限があるみたいですが、脂質が多めのほうがDHAEPAとかも多い傾向があるみたいで、いろいろな魚をバランスよくとろうと思います。
まあ、生活イロイロを学習するチャンスができたと思います(^^;
投稿: とし | 2021/05/21 17:54