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2021/05/27

栄養相談と病院食

手術入院中に栄養相談を申し込んだ


退院前日(5/7)である。以下はそのときのメモとコメント(当時の心境)。


アドバイスをお聞きすると入院前の食事療法はやや厳しかったかもしれない。体重も落ちてしまったし。でも膵炎対策も必要だったのでしかたないか・・・体調良く手術を迎えることができたし。場面場面で切り替えつつ、あまり神経質にならないことが大事かも。

栄養相談は膵臓の悪性腫瘍や膵炎に絞ったものではなく、病気一般という感じであった。私の病状病歴および体格も事前に調べていただいていた。私からは自分の作るものは調味料に頼る中華系または和風でも炒め物が多かったことを話しておいた。相談は私にもわかりやすい料理のコツ並べでありがたかった。

以下

ごはん 150g半合程度/毎食 できたら200グラム摂取すべしとのこと(これは意外に多いなと思った) 6枚切の食パン1枚半(または2枚) パスタ100g、そば100g近くに相当するとのこと

卵 1日2個以上はダメという話があるが大事なたんぱく質。時には2個/1日でも構わない

野菜 弱火+水分 で長めに炒める

味噌汁 具たくさんで野菜あるいはたんぱく質を補強

鍋もの 上記と同じ

昼にソーメンなどの場合 肉などなければ ひややっこや市販のさつまあげなど活用。練り製品をうまく使う

生姜焼き テプロンのフライパンでしゃぶしゃぶ用の肉を使うとよい

肉 60-80グラム/1食

コーヒー いまはまだ難しくとも落ち着いたら可

3時のおやつ(糖分)を食べたらその後は体を動かすこと

豚肉(脂身の少ない肉を)

カレー 市販のルーも使ってもよい。ルー少な目に水分も少なく。ごはんは半合 

カロリー 私は1800カロリー以上必要

野菜ジュース (現在ジューサーを使っているが)夕方はくだもの入りはやめたほうがいい。くだものは1種類で。

パスタ 油少な目に工夫すること (パスタをよく作っていたので)

ベーコンやバラ肉は×

など、ふだんからバランスよく調理する人にはレベルの低い話で申し訳ないが、今後の献立と調理に大いに参考になった。最後に栄養士さんから「現在かかっている病気に全力だとは思うが、ほかの病気にも目配りを」というアドバイスがあった。通常通り、いつもの病気(歯周病、緑内障)のケア、人間ドッグはちゃんとやろうということです。

追記)ごはん半合食べるのは(5月下旬時点でも)まだ厳しいかな(笑)

そして・・・

前回そして今回の入院で感じたが、病院食は美味しいのである。もちろん回復しない状況での流動食や冷たくなったおかゆ(ゆっくり食べているので)は美味しくないけど、メニューと写真は取っているのでこんごの献立の参考にしたい。

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病院食では野菜のお浸しや炒め煮がよく出てくるがこれはタジン鍋で調理できそうである。

おかずでは鶏肉といんげんのさっぱり煮、ホウレンソウのしゅうまい、鶏ひき肉を使った麻婆茄子、キャベツのカニカマ和え、魚のあんかけ煮、カボチャまたは豆腐のそぼろあん(片栗粉の活用)、鶏じゃが。味噌汁も白菜、サツマイモとねぎ、豆腐、卵、ほうれんそう、サトイモなど多種多様であった。コンソメスープも活用していた。おやつになりそうなのは、メープル葛湯と市販品のゼリー、フルーチェ、ババロアの類。

がんばるばかりでは続かない。抗がん剤治療では体調がすぐれないこともあるだろうし、市販品もうまく活用すべきと思った。

後年、この一連の経験は人生で不可欠であったと総括するようにしたい。

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