湯治その3 二股らぢうむ温泉 &山音製輪所
第6クール終了記念?で北海道まで湯治に行ってみました。
1 湯治
これまで湯治といっても2泊程度でしたが今回は遠いし、診察日が祝日と重なった関係で休薬期間が3週間(1週間延長)となったので6日間としました。場所は長万部から車で45分(雪道換算。通常なら30分もかからないと思われる)ほどの山奥にある二股らぢうむ温泉。むかしは秘湯扱いだったようにわずかに記憶していますが、現在は湯治施設の趣となっています。行って思いましたが観光での宿泊には適していません。自転車旅行にも向いていないと思われます。私のように湯治と割り切るととてもいい温泉でした^^
2/6に出発。昼過ぎに新函館北斗に到着すると札幌圏の大雪で特急は運休となっていました。特急長万部着15:20で送迎をお願いしていたので困りましたが宿に電話すると鈍行夕方6時着でも送迎してくれるとのこと、助かりました。何しろ雪国なので簡単な話ではないのです。こちらは鈍行の旅も乙なものではあったけど。でも温泉1回損したな^^
宿に着くと6時半過ぎていたのでまずはさっさと夕食。口コミや電話での様子で織り込んだ通り、女将さんは当初無愛想な印象ですが、送迎も食事も実務はきちんとやってくれそうで(送迎運転手は従業員の男性)湯治生活に差しさわりない。むしろ加賀屋のように親切にされてもこちらには負担です。
温泉は石鹸やシャンプーが使える混浴風呂、女性専用の風呂と露天、混浴の大風呂と露天、混浴(水着着用OK。しないけど)のプール状の温泉といくつもあり、退屈?しません。アメニティーの白いタオルはすぐ黄色くなりました。翌日から4日間、朝食前にひとっ風呂、午前に1時間半、軽い筋トレ(3kgのバーベルがあった)、昼食(毎日そうめんであった)後40分程度散歩。散歩といっても歩ける場所はないので車道を4000歩程度。温泉から奥のほうに家はなかったけど古い木の電信柱?があって昔は家があったんじゃないかと思われました。
その後はまた風呂に1時間半。120cm深さの湯船があるので個人的には腹を折り曲げなくていいので楽です。プールでは水中歩行しました。宿の宿泊客は最初の晩はもう1人、2日目は私だけ、3、4日目はそれぞれ1組2人、5日目はもう3組3人でコロナ禍もあって少なめですが、日帰り客は毎日数名はいたと思います。雪道をよく走ってくるものだと感心。日帰り1100円で観光としては高めですが湯治客は長時間いるのでコストパフォーマンスとしては妥当と思われます。
(風呂の写真は人がいないときに撮りました)
夕方、昼寝か読書。テレビはブラウン管とチューナー。BSはもちろんありません。地上波もランダムに映らなかったり、山奥なので映らないときはあきらめるしかありません。フイギュア男子もちょうど映らず、あきらめて湯船に行きました。その時間は日帰り客もいませんでした。北海道の人は冬の五輪は熱心に視聴するのでしょう。
夕食は栄養バランスが考えられています。肉類はなくタンパク質は魚と卵など。客が数人あれば五穀粥も出してくれました。
夕食後は少し休んでからまた風呂に入って、整理したり読書したりきまぐれテレビを見たりして9時前には寝ました。
不便に感じたのは冷蔵庫がないことかな。口コミで把握していたのでヨーグルトや牛乳の宿泊分の持ち込みはあきらめました。窓の外に保管するとヨーグルトは凍って不味くなるし。牛乳はどうなるんだろう?二重窓なのでそのすきまに多少貯蔵できるので次回は小さいサイズの牛乳やヨーグルトを持ち込もうと思います。と書いてお分かりの通り暖房はしっかりきいています。室内は我が家より暖かい。
アメニティーはタオルと浴衣。バスタオルはありません(持参しました)。風呂に石鹸やシャンプーはありません(持参しました)。宿で販売しています。宿ではタオル(上の画像の通り1枚購入しました)、温泉卵(客がいないと作らないが頼めば作ってくれます。昼のたんぱく質が足りないので購入)、おかし(数種類)、ティッシュケース(これも部屋にはありません)など販売していました。
風呂に入って本読んで散歩して作っていただいたバランスの良い食事を食べて寝る、なんとも極楽な生活で2週間くらいは滞在できそうでしたが特ダ値価格で新幹線切符を購入していたので予定通り帰ることにしました。そうじゃなきゃ、特急はなんと相変わらず運休していたので延泊するところでしたが・・・翌週月曜日にCT検査もあるのでちゃんと帰ることにし、送迎は2時間早めに変更してもらいました。行きと同じく鈍行で新函館まで移動となります。温泉1回と朝食を損しましたがしかたありません。凍結してるのに送迎感謝です。
今度来るときには駒ヶ岳登りたいな~
新函館北斗駅の周りはなんにもない、東横インとレンタカー屋さんが見えるだけだと思ってたら、左側に商業施設があり覗いてみるとその一角はまぎれもなくセイコーマートでした。なんで看板がないんだろう?行きに気がつかなかったじゃないか~とひとりごちつつ新幹線での食料を買いこんだのでした。当初の計画では新幹線では山用の保存食ですませる予定でしたが、出発が朝早くなって鈍行で食べちゃったので。
食事制限があるのでサラダチキンをサラダとともに初購入。なかなかおいしいです。セコマあればコンビニあれば食事制限も乗り切って自転車旅できそうだとわかりました^^外食だと味が濃かったり油多かったり添加物も不明だし・・などなど謎が多いので。ちなみに上の画像でおにぎり弁当も購入しましたが今回は唐揚げの衣とウインナーはたべませんでした。函館は衣とウインナーかなしけれ。他、ヨーグルトと牛乳豆乳プリン、焼き菓子、大福など購入(食べ過ぎ?)。お土産は北斗市のジャムとトラピストクッキーとしました。関東は南岸低気圧との予報でしたが特に影響はなかったようで予定通り帰途につきました。
また夏あたりに行こうと思います。
2 山音製輪所
話は前後しますが、1年点検をしてくださるとのことで、これは自転車乗りのいい口実じゃわいと12月末に預け、2月3日に引き取りに行きました。塗装はがれがあったのですが快く修繕していただききれいに(本来の業務でないことで恐縮です)。エンペラーの時に自分でやってみた(エンペラー購入時に若干の塗料をおまけでもらっていた)のですが仕上がりが悲惨だったので、今回無理な御願いをさせていただいた次第。おかげさまでまたまた新車のようです。(画像は製輪所からちょっと下がった川沿いのお気に入り地点)
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こんにちは。冬の北海道。仕事でかつてたまに訪れましたが、列車から見える家々の灯りが暖かそうだなあと思ったものです。北の家や宿屋は、窓の外は雪景色で寒くても、家屋の密閉性はこちらなんかよりもよいので、暖房をきかせるととても暖かいですよね。温泉があって読書があって散歩ができてバランスのよい食事を楽しめるのは、湯治ならではのようですが、散歩は雪道を歩かれたのでしょうか。車道でも凍って危なくないのでしょうか。インターネット(WiFi)はどうだったのでしょうか。
投稿: ぱぱろう | 2022/02/13 15:26
ぱぱろうさん、こんにちは。
散歩は雪道(どこも雪だらけですが)を歩きました。ずっと氷点下なので言うまでもなく滑りやすいです。道内の人は慣れていますがそれなりに慎重に運転していました。宿はネットが通じます。本州は雪国でも部屋が寒い宿がありますが、北海道はこの点はぬかりないようです。
投稿: とし | 2022/02/14 16:19
としさん すごいところに行きましたね。山奥でしかもどん詰まり。冬でなくても大変なところでは。
長万部は市内に温泉宿が沢山あって、飛び込みで泊まろうかと2件ほど声をかけたのに誰も出てこなくて結局列車で函館まで行ってホテルに泊まりました。更に奥なのに、ちゃんとしたところの様で驚きです。
氷った牛乳は昔瓶牛乳の時代に良く経験しました。水の部分だけがザラメ状に氷っていてまずかった覚えがあります。北海道で紙パックだと破裂してひどい惨状では。
投稿: kuri | 2022/02/14 17:12
kuriさん、こんにちは。
どんづまり宿ですが、8年後には新幹線駅から車で40分に大変身?となるかもしれません。今回は札幌発着特急の1週間運休という事態でしたので鉄道利用者には不便でしたが・・・・まあ鈍行の旅も悪くなかったです。
宿は至れり尽くせりではありませんが、湯治には必要十分です。ただ、この宿のために8kmくらいの道道(舗装)があるのはちょっとびっくりしました。
部屋に冷蔵庫があればとは思いましたが、二重窓の隙間はなんとか適切な冷蔵温度が保てそう?なので次回また活用しようと思います^^
投稿: とし | 2022/02/14 20:03