CT検査無事通過&第7クール終了まで
1月末から3月中旬までのメモとなります。CT検査は無事通過しました。
1月28日に第6クールは終了した。週末はだるいので休養。
1月31日 県立がんセンター 漢方外来 処方変更なし
2/3 山音製輪所へ(モンソン号引き取り)
2/6-11 湯治(二股らじうむ温泉)
2/14 CT検査
2/16 歯科 左下奥歯と右上奥歯がつかいものにならない状況なので前歯の補修をしてもらった。左下奥歯は昨年5月に抜歯(今後はインプラントを検討)。右上奥歯は1本をのぞいて抜歯済。その1本も風前の灯火となっている(悲)。自らの不摂生が大きいが、20年ほど前に横浜に住んでいたころいい加減な治療をされたのもある。もちろん今の歯医者さんと関係ない。
2/18 診察 CT検査異常なしとのこと(安堵)これで今後4か月程度は推定無罪の日々である。腹部違和感以外はとりたてて自覚症状はない。血液検査で肝臓の値が正常範囲外だが抗がん剤のためであろう。貧血気味は相変わらず。
2/20 冬季五輪終了。がん治療下での2度の五輪は個人的にも励みになった。選手たちに感謝とご苦労様と言いたい。北京五輪はさまざまな場外編もあり報道の通りなのでここでふれない。1つ見習うところをあげると、選手村の宿舎を売却せず外国人高級人材への貸し出しに利用するという点だ。日本でもその程度のことはできるはずだが、私企業の金儲けと私人の見栄に転用されてしまうのが残念である。将来を見据えて社会資本を有効に活用してほしかった。カーリング決勝ののち衣張山へ。
2/21 烏帽子岩 2/22国際村(いずれもモンソン) 久々に(30数年ぶり)中国語講座を聴き始めた。
2/23 1年ぶりに通称葉山アルプスへ。中尾根でへとへとであった。帰りは田浦の梅林に抜けたが見頃はこれからのようだ。
2/24 眼科。午後は映画「戦争と平和」を観た。終わるとロシアがウクライナへ侵攻したというニュースが・・そして最近ドフトエフスキーを読んでいる(読み直しなのだが少年時の読書ではなにぶん理解できていなかった)。偶然であって、いま現実のロシアに親近感はない。だからといって知らなくてよいということでもない。どうして読み直しているかというと、昨年ドストエフスキーの生誕200周年だったのだが、プーチンが「ドストエフスキーは愛国者」と誇らしげに話していたのをテレビで観て「え?そんな単純に割り切れるんだっけ?」と思ったのが直接のきっかけ。もちろんウクライナ情勢の危機が世界で顕著に認識される前である。そういえば、中学だか高校だか直接教えは受けていないのだけれどドストエフスキーにかぶれているとされていた教師がいたが、後日無免許運転で逮捕されたりしていた。私的には文学というのは国や共同体の規範や倫理に収まるものではないと考えている。いずれにしても政治指導者が文学者を規定する国では国民もなべて抑圧されるのである。
2/27 再び葉山アルプスへ。今度は源流から乳頭山へ。二子山へ行こうかと思ったが引き返して東逗子に抜けた。4時間半歩いたら、翌日もぐったりだった。投与中は2時間程度にしたほうがよいと改めて思った。翌日は映画「切腹」を観たが映画自体はよかったけど腹が気持ち悪くなった。手術では昏睡していたから切られた記憶はないんだけどねえ。
3/2 ワイズロード茅ヶ崎、相模川河口までモンソン号、取り置きしてもらった自転車用腹巻(パールイズミ製)を引き取りに。
3/6 モンソン号で観音崎、久里浜フェリー乗り場まで。行きかう大型船や房総半島を眺めるとなんだか懐かしい気分であった。もう少しすればフェリーに乗って房総サイクリングもできるようになるであろう。
北京パラリンピックが開かれているが、開催の是非を問う声が日本国内では聞こえない。今の世界情勢こそ「五輪どころではない」のではないだろうか?結局自分の生活に影響するかしないかが基準なのであろう。私は今のところこの点は中立。開催国中国が顕著にロシアに肩入れしていれば別だが、どうも想定を誤ったらしく苦慮しているのが実態であろう。
3/10 6日のアクティビティで疲れたので(投薬中だし・・)休んでいたがきょうはモンソン号で三崎の台地まで。台地から海や房総を眺めつつ弁当。
3/11 この日は疲れて昼寝付きだったが、あの日から11年である。長いようで短い11年であった。
3/12 海蔵寺のしだれ梅が見事だった。3/13 モンソンで再び三崎の台地へ。松輪に抜けて武など経由して帰宅。平地でもぜいぜいする。
3/18で第7クール終了。今回やや疲れが強かったが、世間的に言う抗がん剤の副作用イメージほどではない。私は今働いていないけれど、もし通勤を伴う就労をしていても乗り切れるレベルではある。ただ、私は四半世紀にわたって通勤というものに無縁だったので、病気でなくても電車通勤は耐えがたいかも^^
今回は自転車のアクティビティは少なかったけれど距離は延びました。平地でもぜいぜいするのは投薬の影響と考えられますが、乗ってる距離が少ないから自転車的体力が低下している面もあると思います。一連の投薬が順調に終了すれば(GWいっぱいで終了予定)平地で100kmの目標は何とかなりそう。今年の目標を1峠含む100kmに切り替えたいと思います。それに加えて湯治サイクリングをいくつかできればと思います。来年のことは何も起きなければという仮定の下となりますが、通常通り北海道か九州にツーリングにでかけたいと思います。
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としさん 走ってますね。久里浜まで行ったとなると、三浦半島一周や房総半島ツーリングも見えてきますね。初オーダー車が体に合っているということでしょうか。
県内にもうひとつラジウム温泉見つけました。飯坂温泉がそのようです。芭蕉が奥の細道で立ち寄ったことで有名ですが、キューリー氏がラジウムを発見して数年後の鑑定でラジウムの存在が分かったという、日本最初のラジウム温泉らしいです。ただ、飯坂温泉には湯湯治向きの宿は?なので、東北の旅の途中下車で一風呂浴びるのが良いかと。何せ共同浴場が沢山あります。お勧めは鯖湖湯です。私もツーリング帰りに一度立ち寄ったことがあります。他は熱くて入れないという噂も・・・
投稿: kuri | 2022/03/18 10:15
kuriさん、こんにちは。ラジウム温泉情報ありがとうございます。
飯坂温泉が初ラジウム温泉とは始めて聞きました。そういえば米沢にもラジウム温泉があると聞き(綱子峠への途中に看板を見た気がします)ました。飯坂温泉とも絡めて湯治ツーリングできるといいなと妄想しました。(いまのところはまだ新幹線と在来線での訪問となりそうですが)飯坂温泉には行ったことないのでぜひとも行こうと思います。これまでのツーリングとの絡みでは、小出から尾瀬に向かう道にもラジウム温泉があるようで、ラジウム温泉ネタは結構多そうですね。
モンソン号、走りもいい感じです。あとは体力をつけなければ・・
投稿: とし | 2022/03/18 14:42
おはようございます。順調に回復されておられますね。次の目標を持って日々過ごすことは、大切なことだなあと思いました。今までドフトエフスキーをよんだことがないのですが、読むには、頭をつかわなくては行けないし、気力や決意が必要なように感じるので一生読まないかなあ。若いころ見た切腹は感動したものの、刀の代わりの木製の鞘で切腹させられる場面が恐ろしくて、怖かったです。あの映画を見てから、侍とか武士道を誇らしくいうことに対して醒めてみるようになってしまいました。
投稿: ぱぱろう | 2022/03/19 07:20
ぱぱろうさん、こんにちは。目標を柔軟に設定することは大事だなあと思います。
ドフトエフスキーについて「カラマーゾフの兄弟」新訳はずいぶんわかりやすいし、いまの年齢なら理解は難しくないです。内包するテーマや人物造型が東アジアの我々にも普遍的で全面的に通じるとまではいえないと思いますが、物語として面白いと思います。
「切腹」はおっしゃる場面で腹の傷跡がごそごそ気分悪(^^;。縄張りが大事で裏切り渦巻く鎌倉時代史観(笑)の私としては武士道なんてまぼろしだと考えています。少したしなんでいたので武道の存在は認めますが、アーユルヴェーダ等にも通じるものがあり、むしろ多様性との和合が必要でしょう。これこそ私の錆びた頭では追いつけませんが(苦笑)
投稿: とし | 2022/03/19 14:11