(歩き)立山、奥大日岳(9/27-30)
一度は来たかった立山黒部アルペンルート。これだけで贅沢な観光でしたし、室堂起点の紅葉山歩きかつ温泉宿3連泊。天国のようでした。ホントの天国にはまだまだ行きませんけどね(地獄かも)。
1日目と4日目は移動。
富山からケーブルカーとバスを乗り継いで室堂の雷鳥荘に投宿。眼下のキャンプ地は平日、そして明日雨にも関わらず色とりどりのテント。宿泊の雷鳥荘では相部屋でしたが二段ベッドでカーテンもあるので、このご時世でもあまり気になりません。まあ、マスクもみんなしてますし(マスク自体にそれほど効果がないのは百も承知。傍若無人な輩がいないということです)、みな男性単独でたぶんコロナじゃなくてもあまり会話しませんから。この日は8時就寝。耳栓は持ってますが3泊通じて不要でした。
2日目は雨の中を立山(雄山)へ。
雨が降ったりやんだりのあいにくの天気。室堂山荘付近で本降りになったのでしばらく雨宿りしてから再出発、すると間もなく雷鳥がいました(上 左から2枚目。わかるかな・・・)。天気はあいにくだったけど雷鳥がいたからいいや。なんにも見えない中、雄山着。神社でお守りを売っていたので「病気平癒」のお守りを購入。神様ならどなたでもお願いしたい心境といいつつ私は信仰は薄いのだけど、人智を越えた何物かはあると常々思います。
3日目は快晴です。朝食の食堂前は開室を待つ客の行列が長く廊下のはるか向こうまで延びていました。
この日は奥大日岳往復。目指す山もくっきり見えてました。宿と頂上の標高差は200m程度しかないはずですがキャンプ地まで降りるし、浮石や細かなアップダウンは結構ありました。稜線に出ると剱岳もどーんと見えて感激でした。(下 一番右 剱岳とチングルマ)
頂上からは360度剱岳の威容はもちろん、富山湾と能登半島、白山、来年夏でも行きたい薬師岳、そして北アルプスの山々がよく見えて満足感で満たされました。
帰りは紅葉を楽しみつつゆっくり戻りました。
4日目も快晴だったのが恨めしい・・・・でも帰ります。大町側に降りたので黒部ダムを見たのも収穫でした。スマホを買い換えたばかりでスマホケースが間に合わず、放水の写真はおっかなびっくりでした(ケースがないと滑りやすい)
登山の体力、ちょっとは向上したかな・・・と思いつつ、やはり週1登山ではなかなか・・・・。まあ、もともとたいていの登山者より遅いレベルだったし、ぼちぼちやろう。
一度は来たかった立山黒部アルペンルートと冒頭に書きましたが、実は小学生の時、最初で最後の家族旅行できたことがあります。その頃なら先進的で迫力満点のルートでありダムであったでしょう。今の率直な感想は昭和の産業遺産という感じ。施設のトイレも和式が多く、時代を感じました。今の時代、このような大規模な環境破壊はできないはず・・・と思いつつ、南アルプスの土手っ腹を貫くリニアモーターカーを思い出して苦笑。後世に何を残すのだろうか?と考えてしまいました。
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