畠山氏比企氏を埼玉で辿るポタ+ノートン引き取り
この週末は両日とも自転車活動でした。土曜日は輪行で埼玉、日曜日は再塗装完了したノートン号を引き取りに行きました。
大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で地元では行政や寺社、商業界隈中心に盛り上がっていて、ウチでも視聴してます。ただ、市内には武家政権に関連する遺跡は少ないのです。北条氏三浦氏でさえほとんどなく、比企氏畠山氏については墓くらい。(これでよく単独で世界遺産に立候補したものです。立候補自体に不賛成でしたが)
比企氏については以前の住居近くのお寺に一族の墓があって、畠山氏については今の住居から駅に行く途中に息子の墓があります。うちの家族は出身地に畠山姓多いためか元々親近感があって、お墓に一礼しつつ今日も用心深く過ごそうなどと考えるようです(笑)大河ドラマではイケメン俳優が演じていて喜んでました。私も以前の住居では、雨の日など寺の境内に座って比企氏のお墓を遠目でみながら気分転換したりしてました。そんなこんなあって、両氏の根拠を訪ねるポタを計画しました。
10日土曜日
東海道線(上野東京線)と秩父鉄道を乗り継いで武川駅を出発駅としました。9:45出発、まず畠山重忠公の墓へ。鎌倉より寒いかと思いきやこの時間になると同じくらいでした。(おそらく13-15度くらい)日差しがあり、風も穏やか、サイクリング日和です。ポタだし、輪行も早くできるので久々にヘロン号で出動しました。
畠山氏が産湯をつかった井戸なんてのもあって(写真は撮ってません)真偽はともかくそういう物証(?)があると楽しいですね。
ここからは(比企の史跡マップ)を参考にさせてもらい、上記の畠山氏墓所を含めて五万図(主に熊谷 最後の金剛寺のみ川越)に大雑把に場所を書き込んでおきました。上記のマップから畠山氏比企氏に関連性のある場所を三門館跡、扇谷山宗悟寺、菅谷館跡、笛吹峠、金剛寺の順に回りました。
三門館跡。比企尼がここから頼朝に援助物資を送っていたんだそうです。
扇谷山宗悟寺周辺は比企氏の本拠だったようで、比企尼の草庵とか若狭の局(頼家の妻)の陰棲地、比企能員の屋敷などがあったとされる場所が点在していました。個人的にはここがメインでした。もうちょっとじっくり見たかったかも。扇谷は鎌倉にも同じ地名があるし、蛇苦止堂は比企氏の墓がある妙本寺にもあります。
そして、畠山氏が居住したとされる菅谷館跡、ここはときがわの桜の名所に近くアプローチしやすいので次回にしようかとも思いましたが、畠山氏との関連性や笛吹峠も通りたいなどと考えて訪問。先ほどの宗悟寺周辺もそうですが、鎌倉の遺跡の小ささに慣れている身には敷地の広さが実感されました。
最後は金剛寺です。鎌倉の妙本寺と同じく比企氏の菩提寺ということで、場所的にもサイクリングで寄る機会が今後なさそうなので訪問しました。菩提寺を示すようなものは外見的には見られませんでしたが、ケジメがついた気分です。ここで終了することとして川越に向かいました。(岩殿山あたりで〆て高坂から帰った方がポタとしては爽やかだったかも。川越まで幹線で行かざるえなかったので)
比企氏と畠山氏の本拠を訪ね歩く有意義なポタでした。馬で帰宅したいところですがJR休日おでかけパスで帰りました。
日曜日は再塗装完了のノートンを引き取りに。色は唐紅をリクエストしてました。金属なので色見本と全く同じというわけにいかずもうちょっと紅花色が欲しいかなとも思いましたが、色合い自体はほぼ満足です。やや違和感を覚えていたBBも交換してもらい、走りも快調。帰りは鶴川街道やら境川CRやらを通って帰りました。途中、高倉で新しいパン屋さんに寄ってカレーパンやフォカッチャなど買って境川CRの休憩所でいただきました。
« 湯治など | トップページ | フェリー欠航で房総に渡れず+ノートンは再ドック入り »
「埼玉 東京(島含む)」カテゴリの記事
- 畠山氏比企氏を埼玉で辿るポタ+ノートン引き取り(2022.12.12)
- 東京湾岸+江戸川沿い、荒川と隅田川を横断して新日本橋まで2/21(2021.02.22)
- 入山峠から今熊山、横沢小机林道、旧二ツ塚峠2/14(2021.02.15)
- 旧定峰峠から大霧山(2020.11.30)
- 小川町から笠山峠 堂平山 七重 越生へ 11/21(2020.11.22)
「自転車周辺、道具、装備」カテゴリの記事
- 登山靴(2024.11.23)
- MTB処分(2024.09.14)
- 北海道サイクリング サロベツ編 サイクリング最終日 6/21 サロベツ原生花園、稚咲内、幌延(2024.07.20)
- 北海道サイクリング 道南編1日目 雨で短縮 ニセコ(6/3)&術後二年のCT検査結果(2023.06.17)
- 四国斜め横断サイクリング 初日 宇和島から滑床渓谷(散策)、四万十川へ(2023.04.26)
「ポタリング(県内や近県)」カテゴリの記事
- 久しぶりに自転車(曽我梅林)(2023.02.15)
- ささやかに走り初め(浦賀 芦名)(2023.01.04)
- フェリー欠航で房総に渡れず+ノートンは再ドック入り(2022.12.18)
- 畠山氏比企氏を埼玉で辿るポタ+ノートン引き取り(2022.12.12)
- 久しぶりにノートン(再塗装)追記 +湯治(2022.09.16)
ノートン、渋い赤色でカッコよいですね。
カレーパンも同じような色で、これが色見本なのかと早とちりしてしまいました。
投稿: すどう | 2022/12/12 19:24
こんばんは。大河ドラマは人気があるようですね。わが家でも嫁はんが欠かさず見ています。ニュース以外はテレビをみないわたしはそのとき部屋にひっこんでネットしています。わたしも、並列に写真があるからパンが色見本かと思ってしまいました。ノートンのロゴは、恰好いいですね。またクラシックなロゴのデザインが唐紅の色とよくあっています。せっかくなのでその自転車のA面もみたいですね。
投稿: ぱぱろう | 2022/12/12 20:36
須藤さん、お褒めいただきありがとうございます。
鮮やかな赤は避けたかったですが金属なのでそれなりに限度はあり、このくらいでちょうど良かったと思いました。今度塗装する機会があったら揚げたカレーパンの色と指定してみます^^
投稿: とし | 2022/12/13 08:53
ぱぱろうさん、こんにちは。
ロゴやバッグに合った塗装色としたつもりなのと、ワインレッドではないところがポイントです。まあ、そのうち傷がつくので綺麗なロゴも見納めです。見える塗装面が多いので上記で撮りました。A面は乗降態勢に対して不自然なので元々あまり撮らないです。チェーン汚いし^^
今回のポタは前から考えてましたが、大河ドラマが弾みになりました。でも登場人物はドラマ上ではすっかり過去の人たちなんです。大河ドラマ子供時はあまり好きじゃなかった(草燃えるのせいで西遊記見れなかったし)ですけどね。
投稿: とし | 2022/12/13 09:16
としさん
「あれ!こんな自転車持ってたっけか。」と思ってしまいました。色を変えたら別物の自転車に見えますね。いよいよダートを含むロングランも復活でしょうか。
投稿: kuri | 2022/12/13 16:40
kuriさん、こんにちは。
すっかり新フレーム気分です。体力もさることながら行動時間に上限を設けたので距離はもうロングにならないでしょうけど、旅程はロングにしたいです。冷えは病気の大敵ということらしいのでもうちょっと暖かくなったらか、対策すれば大丈夫かなと迷うところ。
投稿: とし | 2022/12/14 06:05