ノートン号引き取り
加工完了したとのご連絡いただき、木曜日にノートン号を引き取りに行きました。
午前中は雨でしたが昼には止むということでしたし、金曜日は風が強い予報でした。来週、自転車以外の予定が入ってますがそれがキャンセルになる可能性も出てきたのでその場合はノートンでどこか行きたいなと思い、早めに引き取ることにしました。厚木から戻る途中、湘南台でパンを購入して境川CRで昼食してシゲシゲと「新車」を眺めご満悦しつつ帰宅しました。
(左から 湘南台ルートベーカリーにてパン購入 境川サイクリングロード 後輪 前輪 共に分割式です 前泥除けも3cmほど短い)
これで懸案事項は解決しました。解決したと思っても後から後から課題なり欲望?なりが出てくるのが困ったものですが、これで当面は完成形だと考えましょう。気分的にはかなりスッキリしました。
先日のブログにコメントをいただいて、つい多弁に振り返ってみましたが、たかが輪行たかが泥除け、されどなんとやらで色々試行錯誤してきたなあと思い出しました。思い起こせば。。。。。
震災直後に所有していたKHSロードをチャリティで出したため、その穴埋めの位置付けで丸石エンペラー(700C)を購入しました。
泥除け付きの自転車は当時2台目で,今軽い山サイやポタリングで時々使っているヘロン号は元々はこんなイメージのツーリング車でした。山サイの時はバーを交換して泥除けを外すという面倒なことをしてました。今より忙しかったはずですが、熱心でしたね(笑)。輪行はL字金具を使って泥除けを吊り下げるという感じで前の所有者が工作していたのをそのまま使わせてもらってました(前後輪とも泥除けを全部外してホイールを外す 順不同)。不器用なので毎回苦戦してましたが、だんだん慣れてきました。というか急ぐのをやめました。
エンペラーはフォーク抜き輪行でしたが、ヘッドはアーレンキーで回せて後輪泥除けは分割式だったので、比較的やりやすかったのです。
そして10年前ノートンをベロクラフトさんで購入した時、モンベルの輪行バッグを勧められて使ってみました。前はフォーク抜きで、後輪はそのまま袋に入れるのですが、自立しない、荷姿が大きい、サドルが露出する、などちょっと問題が多いように感じて、数回試みたところでやめました。JRでは全部袋に入れるようにということでしたし(私はなんでもかんでも規則を守るべきとは思いませんが、苦情が出て輪行禁止されても困るます。悪法も法なり)。
ノートンでのセミオーダーを勧めてあれこれ検討、部品を融通するなどしてくれた友人からは、ホイール外すだけでいけるとのことでしたが、泥除けで他の乗客に迷惑をかけないか心配でしたので、ちゃんと後輪を外すことえてましたにしました。エンペラーでそれほど苦労してなかったので軽く考えてました。ところがノートン号、後輪は隠しどめが2箇所。エンペラーと違いレンチも必要だし、やや時間と手間がかかりました。で、老眼で辛いので、チェーンステー側(ブリッジ部というんでしょうか)の隠しどめをやめて、ヘロン号で使っていた泥除けをはめる金具で取り外せるようにしました。それでも依然として後輪を外すのが面倒だし何泊かすると隠しドメがゆるんでくるし(結構嫌でした)、そのまま数年経ったという次第。
今回がんの手術をしてかがむ姿勢を続けるのがしんどいというのも加わって、この問題を解決しようと考えて、再塗装してから山音さんにお願いしました。後輪は分割でいいとして、前輪を考えてみると、フォーク抜き輪行は荷姿がコンパクトで泥除け、ホイールも外す必要もなく、そんなに時間がかかりません。ただヘッドやバーを外すので違和感の原因となってました。レンチ(ペダルレンチも兼ねますが)も大きなものを持っていきますし。また、これは好みの問題かもしれませんが、バーの収納について、毎回悩むというか輪行袋の底に入れたりホイールに挟んだりするのがグロテスクで嫌だなあと思っていました。フォークの溝もやや減ってたし。
で、この際フォーク抜き輪行をやめて、モンソン号(後輪泥除けは分割、前輪泥除けは丸ごと外す)と同様に前輪泥除けを丸ごと外せればいいけど難しそうだなあと相談したところ、分割をご提案いただきました。そうすると前の泥除けの長いのが邪魔になるので、少し切ってもらうということになって、お預けしました。
試行錯誤の経緯はざっとこんなところです。ふだんからちゃんと勉強しろよという話ではありますが、それも悪くありません。人生そのものが試行錯誤の連続で自分勝手な歩みだったのにたくさんの人に助けられたと実感しています。所有する1台の自転車でも結構色々な人が関わってくれて、自分の拙い歩みと重ねて感謝するばかりです。
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