南伊豆から西伊豆へ１泊、３年ぶりくらいにハンドメイドバイシクル展行った

再塗装したノートン号で木曜日から１泊、伊豆に行きました。前後の泥除けを分割してもらってか初めての輪行でもあります。初日は雨降りで２日目は西風が強かったけど久しぶりの（湯治を絡めないという意味で）純粋な自転車ツーリングを半喫（既知のコースだから満喫とまでは言えないかな。でもいいものでした）しました。

   初日は伊豆急下田駅を１０時半出発。

（左から　伊豆急下田駅　サンドスキー　日野付近に出るトンネル　菜の花）

初日は田牛周りで日野付近に出て、石廊崎を回って国道に復帰、石部までです。

途中で移動式パン屋さんで補給したけれど、私が脂っこいものをなるべく避けたいという話をしたら、売っていた女性も手術で胆のうを取ったんだそうです。それで脂っこいものを食べると腹が張るとか。同じような症状の方がいて嬉しいと言ったらおかしいけど、理解、共感できるわけで、その女性は多分胆石か何かで癌ではないでしょうけど、同じような病気、同じような症状の人に癒されるという面はあると思います。

（移動式パン屋さん　下田のパン屋さんでした。画像真ん中は石廊崎　右はなんだろ？吉祥といういい名前の集落にて）

石廊崎からは雨降りでした。雨具セット総動員できたのも収穫だと日記には書いておこう。

結構ちょくちょくきているイメージがあったけど、ブログで振り返ってみると石廊崎周りはほぼ８年ぶりでした（仁科峠、蛇石峠はこの間に何度か来ている）。10数年前にオフで寄ったレストハウスや泊まった妻良の宿はもうやってないようで、時の流れも感じました。

８年前の時は沼津から海岸線を下田まで日帰りで走ったのですが、今回はその逆を１泊して走ろうというわけです。やたら早出をしない、特に朝晩の食事は規則正しく（昼は小食分割方式）、睡眠は８時間（早く寝る）、疲れを翌日に残さない、などの新様式に沿うと泊まりがけ必須となります。

アップダウンをこなして宿には４時に到着。国道沿いにあって窓から海が見えて、旅気分に浸れました。温泉でしたが夕食前にドボンと使ったきりで夜は疲れて８時には寝ちゃいました。

（宿の食事。一番安いコースでしたが食べきれないほどでした）

（朝　大沢荘にて　いい宿でした）

翌日は晴れ。西風が強い予報です。沼津じゃなくて伊豆長岡を終着にすることにしました。風予報もありますが、三津あたりから車が多い記憶があったので。松崎を過ぎて仁科のドラッグストアで買い物。旅行支援のクーポンをもらったからですが、これがいつも時間を食います。

そして海沿いの道、集落から集落への移動は登り下りがきついです。宇久須のあたりで右手に見える仁科峠。あっちの方が良かったかなともチラと思いましたが、輝く海とだんだん大きくなる富士山を眺めながらマイペースで海辺を走りました。

（画像左２枚は土肥付近　右２枚は井田集落を上から　菜の花はまだみたいで残念）

井田でポンカンを買ってフロントバッグに入れるとドラッグストアで買った補給食などもあってパンパンになりました。大瀬崎を過ぎると登り下りの波状攻撃は一段落で、ゆったりと漁村風景を進み、三津で長岡温泉方面に折れて伊豆長岡駅へ向かいました。駅にベーカリーがあったので売れ残りのパンをしこたま買い込み５時くらいの列車に乗り込みました。熱海始発の空いている車両が臨時レストランです。昼と夜がパンでしたが、朝しっかり和食だったのでよしとしましょう。

２日走ってみて思いましたが、長距離のスタミナがありません。行動時間も９時から４時（夏場は走り終わりをもう少し延ばせればいいけど）くらいまでとするとせいぜい１日75kmまでかなと思います。疲れは翌日は残ってないので、今回は１泊ですが多分一週間程度このペースで走れると感じました。そう考えると春が待ち遠しい。でも生き急ぎたくもない。複雑な心境であります。

翌日（つまり今日）ハンドメイドバイシクル展に行きました。３年ぶりくらいかな？展示の内容は他の方のレポートに任せるとして、午前中だけでしたが友人知人と久しぶりに会って話ができたことが一番収穫でした。Iさんのリカンベントに乗せてもらいましたが、全くコツが掴めず・・・腹への負担が少なそうでいいかなと思ったのですが、どうも本人の適性がないようです😓展示もなかなか盛況でした。物販が認められる代わりにショバ代を取られるようになったそうですが、あるビルダーさんは早々と元が取れたとか😅

その後は久々に神保町に立ち寄っていくつか古本屋や中文書店を冷やかしたけどめぼしいものは見つからず（Amazonで見つかるし・・・）、横浜高島屋のベーカリーに寄ったけど行列になっていて何も買わず、ほうほうの体で田舎に戻りましたとさ😓でも、自転車的に充実した３日間でした。

にほんブログ村