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2023/05/02

四国 6日目 大川村から太田尾越えー阿波池田へ 2023/4/21

今回の旅では太田尾越えの1130mが最高標高となります。

関東に住んでいることもあって自転車で行ったという情報も少なく、楽しみにしていました。

朝は川霧が立ち込めてましたが、出発時にはほぼ取れていました。晴れるサインかどうかはともかく、雨はなさそうです。7時半出発。

工事は少し遅れているようで規制は数日後からでした。あれこれ心配したり電話したりしましたが、何も知らずにここに来ても問題なかったということになります。まあ、人生、そういうことよくありますね(笑)

峠道はさほど急斜面でもなく、大北川がやがて細くなり、沢から離陸すると山肌を巻くように上昇していき、気づくと随分高くまで登っていた感じです。工事予定箇所は看板などありましたが通行には支障ありませんでした。路面を少し広くして舗装をやり直したりきれいにするらしい。

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(画像左 切れ目に見える山は大座礼山でしょうか? 2番目 大北川  3番目 いつの間にかだいぶ登ってきた  右 蜂の巣箱)

やがて涼しい風を感じると、太田尾越え到着(9時半)。切り通しは木のチップのような面白い地層でした。ツーリングマップルには雲母層とあったので、もうちょっとキラキラした私の尿路結石のような感じ?かと思ってましたが、黒いです。触ってみるともちろん冷たい岩ですが、見た感じは手でむしったら取れそうな感じ。やってみようかと思いましたがホントに取れちゃいそうな気がしたので見入るだけにしました。浮世絵の壁紙のような感じといえばそう言えなくもない。見れば見るほど不思議な地層でした。

花の写真撮ってなかったけど、四国のサイクリング中、ずっと紫のフジ(ですよね?)の花、ツツジ、多くは葉桜だけど山桜、八重桜など、楽しめました。個人的には山の中でひっそり咲いているフジに心惹かれます。せっかく楽しみにしていた峠なので食べながらゆっくりしました。峠の風は爽やかだったけどだんだん冷えてきたので、そろそろ降りることに。

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(いずれも太田尾越えにて)

別子からの道に合流。ここから池田までは走ったことがあります。しばらく(ダム付近まで)降る一方ですが、ダムからは川沿い、山間を池田までくねくねと細い国道を行くのですが、地図上で見るよりも時間がかかります。

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(画像左 峠からの下り 新緑が印象的 左から2番目 県道に合流。県道は2車線  右から2枚 仙龍寺 お坊さんと一言二言。交通不便だけど参拝客が結構いるようである)

愛媛県から徳島県に入ると山城町は明るい農村という感じで、途中に綺麗なカフェもあったので米粉のパンケーキをお願いしました。アイスクリームとチョコ(いずれも普段は控えている💦)が意外でしたが、美味しくいただきました。

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R32に出て祖谷口を見送り、池田町へ。。。って今は三好市ですね。4時前に小西旅館到着。林芙美子ゆかりの古い旅館で廊下はちょっとカビ臭いんだけど、窓からの吉野川は優美でした。ここは夕食はありませんが、旅行支援はやっているので先に手続きしてから池田駅付近(宿から3kmくらい)に買い出しに出かけました。

今日は3県移動したことになりますね。四国斜め横断サイクリングも明日でおしまいかーと感慨に耽りました。今回も事故もなく楽しくここまで来れました。本当に生きてて良かった!と思います。私としては、長生き自体は生きる目的にはなり得ません。楽しくても苦しくても自分の思うように懸命に生きるから充実感なり充足感があるのだと思います。

旅程 宿 高知伊予三島線ー大北川林道ー太田尾越ー高知伊予三島線ー R319ーR32ー白地温泉(小西旅館)ー池田駅付近買い出し 95-100km

天候. はれ時々曇り 昼は23度くらいで暑かった

五万図 日比原  新居浜  伊予三島 池田  川口(持参せず)

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コメント

としサン
今回の旅も宇和島から始まって、只今は阿波池田まで来ましたか、私の解る今回のコースでは、宇和島から江川崎~四万十川~辺りしかわかりません、自転車の旅でここまでローカルを旅してる人はあまり居ないでしょう、よく一人で頑張りました。前にも書きましたが四国路の旅は海岸線は基本的にそんなにきつい峠も有りませんが内陸部は流石は四国です、山国なのですね~素晴しい体力をしてます、今後の自転車旅は日本列島何処でも旅が出来ることでしょう。それも事前の細やかなマップ検討があればこそだと思います、よく頑張りましたね。

NBsanさん、こんにちは。
今回は前半は四万十川とその支流から四万十川源流まで巡り、R439をインフラにしながら山間部に移動して、土佐主体の旅からから伊予と阿波をかすめて讃岐に抜けました。海岸部の旅もいいですが、山国はまた格別でした。海岸部はプランは立てやすいですが、山方面は苦心しますね。体力の方はまだまだ、というかこれ以上回復も向上もしないと思いますが、背丈にあった計画で今後も楽しみたいと思います。ありがとうございます。

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