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2023/06/11

北海道サイクリング 道央編2日目 トトロ峠、新城峠、赤平、歌志内、砂川(5/30)

5時、朝日で起こされました。本日はちょっと山あいに入りつつ、赤平などかつて炭鉱で栄えた町を巡って砂川に出ます。距離的には70km程度でしょう。

この季節に走るのは初めて。さすがに朝晩は冷えるけど、ここ数日は例年より気温が高めとかで日中は半袖ジャージとアンダーで十分、夕方は薄手のウインドブレーカーを羽織るという対処でOKでした。

朝日で起こされたんだけどずっと快晴ってわけではないみたいです。

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(イルムの丘ユースホステル前で きれいなユースですが食事の提供が途絶えているのが少し残念。コロナのためですが、年齢的なものもあるようです。コースがあえばまた泊まりたいです)

出発してちょこっと登るとトトロ峠の駐車場でした。ネコバスなんかも置いてありますが、正式には戸外炉峠と書くらしい。また、峠のピークはもっと先なんです。というのもここから見る深川の景色がなかなか素晴らしいからですね。山、曲がりくねった川、水田地帯など見事でした。空が晴れ渡って空気がもっと澄んでればなおいいけどこれは仕方ない。

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(トトロ峠駐車公園にて)

ここからは曇り時々小雨でした。やはり雨具を着るほどではありません。山間の畑作地帯を気持ちよく走って新城峠をすぎ赤平の町に入り、旧赤間炭鉱の石を積み上げたズリ山に登ってみました。750段くらいかな。上から見る赤平の町、かつて栄えた町のなんとも言えない味があります。若い時北海道で就職活動を試みた時期があり、もし気に入った職を得ていたらどんな人生だったか考えてしまいました。

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(画像左 新城峠 新城峠から赤平の途中 レンガ倉庫  右から2番目ズリ山階段 ズリ山頂上から赤平をのぞむ)

今回の旅の前にブラケットも裂けたしその交換ついでに汚れたバーテープを赤い色に変えたのですが、フレームの色(唐紅と指定したけど鉄への塗装なので完全にイメージ通りでもありません)に今ひとつ合わずに後悔。今度は茶色に戻そうと思いました・・。もう1台のモンソン号も白いテープに変えましたがこれもなんとなく合わず。。。こちらもベージュに戻そうと思うところです。

さて、気を取り直して?歌志内へ。スーパーの弁当を食べながらえきネットの予約を済ませて(便利な世の中である)、ドラマのロケ地やら廃線跡やらで写真を撮りながら、こちらも炭鉱で栄えた町の雰囲気を偲びつつ、砂川へ向かいました。

ちなみに「悲別」というドラマは観てません。1984年のテレビドラマだそうで、「北の国から」といい、倉本聡氏の十八番だったようです。さすがに「北の国から」はいきがかり上?観ましたが、好きかというと微妙です。北海道フリークと会話するために観たような気がします。さだまさしも子供の頃は好きでした(今でもサイクリングで単調な道の時に歌うことはあります。子供の頃覚えた歌詞は結構覚えてますね)がこの頃は興味なくなってましたし。

まあ、どの分野でもこれは押さえておかないといけないだろうという作品はありますね(例えば某国旅フリークだと三国志とか)。

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(画像左から 悲別ロマン座  廃駅「歌神」 廃駅「上砂川」 上砂川の町)

まだ2時すぎですが砂川に出ると北菓楼へ。家族の誕生日近くですが旅に出ているので厚いバウムクーヘンを送りました。自分はホンダにてアップルパイを購入して宿泊したホテルでいただきました。お店は夕方には終了するし品切れだらけでは困るので今日の行程は短めとしていたのです。

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旅程)YH8時出発ー道道79でトトロ峠ー道道4新城峠ー道道224赤平ズリ山ー道道114歌志内ー道道115上砂川ー砂川ー道道1130R12北菓楼ー砂川パークホテル 70km程度

20万図)旭川 留萌

天気)晴れのち曇り時々小雨

服装)半袖ジャージ、アンダーシャツ、薄いウインドブレーカー、7分丈ズボン、野球用?長靴下

服装は他に雨具上下ですが、道央編では雨は少なく平年より高い気温もあってあまり着なかったかも。

やっぱり北海道自転車旅は楽しい。

毎日出没ニュースばかりで例年よりクマ恐怖は増幅しているけど、自治体のWEBなど見て最近の出没例のある道は避ける、怪しい箇所では熊鈴2個体制(気休めだけど)とか、いくらか具体的に避ける努力はしつつ、でも「国道12号線」ばかりというわけにもいかないわけだし、あとは神頼みでしょうか。

ただし、手術(膵臓半分と十二指腸、胆嚢、胃腸の出口付近切除)をしてから恐怖を感じると腹が締め付けられるように結構強めにキリキリ痛くなる(基本的に怒りなどマイナスの感情で即痛くなる)ので、健康な頃よりは慎重にしないといけないとは思っています。感情に敏感な腹部を抱えるようになってから、健康な時でもマイナスの感情というのは体に悪かったんだと実感しています。

クマに関しては報道だけで抽象的に北海道はクマが出て怖いとかとらわれずに、前述の通り自治体のWEB(最近はこまめに更新する自治体が増えています)で最近の出没例をチェックして2度3度出ている道は避けるとか、地形図で人家皆無のクネクネ細道(北海道は全般に道は広め)は避けるとか、交通量が基本的に少ないので車の音がしなければ道の真ん中を走るとか、怪しい道は朝夕は通らないように計画するとか、いくつか具体的な対処をすれば幾分心強くなるでしょう(それでもダメな時はダメだろうけど)。細道がいいのは山々ですが最近の状況や前述の自分の健康状態を考慮するとこれは仕方ない。せっかく生かされたのだから。それにクマを見つけて後戻りしたりすると迂回距離が長くなることも考えられ、計画が大幅に狂ってしまうし。とにかく遭遇しないで済ますのが一番です。あとは神頼みですね。

追伸)この記事をUPしたのは6/11ですが、明日月曜日はCT(造影剤)検査。これも神頼みです。

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