北海道サイクリング 道南編1日目 雨で短縮 ニセコ(6/3)&術後二年のCT検査結果
この日からは道南編なのですが、早速この土日(6/3,4)、天気は期待できません。
もともとは小樽まで輪行して毛無峠、赤井川村を経由して倶知安、ニセコに行き、翌日横八文字でニセコアンヌプリと羊蹄山麓を回ろうと考えていました。ですが土日とも冴えない予報なのであれこれ考えて作戦変更、土曜日に倶知安まで輪行してニセコアンヌプリの麓を回って、翌日羊蹄山麓を回るか、悪天なら宿泊先にゆっくり直行するという目論見に変更しました。
それならばと宿泊の東横インの無料朝食を頂いてから、苫小牧駅ー札幌駅ー小樽駅ー倶知安駅と輪行。倶知安には11時に到着。自転車組み立てて、スープカレーの昼食としました。
(倶知安駅 昼食のベジタブルスープカレー。従来は辛いの好きでしたが、刺激は良くないので控えめにしてもらいました)
ニセコアンヌプリを反時計回りに回って、ニセコに降りる途中にある宿に早めに着いてのんびりしようと思いましたが、いきなり本降りになって木陰で雨宿り。五色温泉までの登りも小雨のままで、登山口(車道のピークあたり)に辿り着いても、ニセコアンヌプリは見えませんでした。
(画像左 倶知安を出てすぐ雨宿り 中 五色温泉へ 右 ニセコアンヌプリへの登山口付近)
まあ、この辺りはいつか晴れている時に岩内あたりから再訪したいと思います。
と言いつつ、五色温泉付近から覆道を過ぎると路面が乾いていて、遠望もききました。なんなんだ、この違いは!?
4時半、宿に着いて聞くところによると、ほとんど雨は降らなかったとか。うーん。結果から言うと苫小牧から海沿いに洞爺、そこからニセコに向かえばほとんど雨に当たらなかったようです。まあ、そのコースではあまり面白くないし、翌々日のコースと重複してしまうし、身体に疲れもあったので輪行が妥当ではありました。
5時ごろは綺麗に晴れていて、ちょっと悔しいかも。明日まで続かないようだし。
今回、唯一のとほ宿宿泊です。オーナーさんはバイク乗りで奥さんは腰越のご出身とか。私とほぼ同年代。宿の裏の別荘地の多くは中華系の外国人の所有とか。オーナーさんは日本人は外国人の下働きのような仕事ばかりと嘆いておいででした。
まあ、我々の若い時が恵まれていたというか、特殊だったんだと思います。その頃は世界の多くの国が貧しかったんだけど、今は多くの国がわが国の所得水準を超えたり同等になったりしています。世界における経済的埋没(政治的には元々埋没してましたが)は学生の頃から予測してましたが、その傾向が顕著になってくると、若い時に異性やバイクやらに夢中で無自覚だった多くの同世代層が複雑な心境となることも理解できます。でも、特別な能力がなくてもできる仕事が多くあることは社会の安定に欠かせません。我々世代ではその層は会社員に偏ってますが明らかに過多であり、1、2次産業やサービス業に移動しても正当な報酬が得られる社会にすべきだし、それで幸せ感を得られるのが本来の姿であるように思います。
行程)倶知安駅11:30 -マーキーカレーで昼食ースーパー補給ー12時半出発ー道道倶知安ニセコ線/岩内洞爺線ー宿 ニセコ旅物語
30kmくらい
雨または小雨のち曇り
地図)この日はツーリングマップルのみ
追記)昨日(6/16)は手術(2021/4/26)してから二年経過のCT検査を受けての診察でした。
幸い、所見なしで通過となりました。今回から主治医交代ですが、「経過も順調だし次回から6ヶ月ごとにしますか?」とのこと。抗がん剤終わってから一年たってないので次回のところは10月下旬としたい旨告げると快く同意いただいたので、次回は10月末となりました。そこでOKなら以後は6ヶ月ごととなりそうです。
知己を含めて色々ながん患者ブログも拝見しているので手放しで喜べませんが、再発或転移可能性が高いとされる術後二年を無事通過で安堵しました。二年前には想像できませんでした。でもまだまだ安心できません。これからも自分で気をつけることは継続して、楽しみつつ目一杯生きていこうと思います。
そういえば主治医の前回の職場は私の両親が入院していた病院でした(こちらは昔の話なのでもちろん時期は重なってません)。母はその病院で原発性胆汁性肝硬変で亡くなりました。その頃は難病で医療費の助成などもありましたが今では予後が悪くない病気となったようです。膵臓癌も近い時期にそうなっていけばいいと思います。
モンベルに出す予定の診断書を病院事務局にお願いして帰途に。ケーキ屋さんはもう閉店なので、たい焼き2枚買って帰りました。
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とし サン
今日のCT検査結果も素晴しい環境で良かったですね~
この調子でしっかり体調管理をして、一般人以上のサイクリングを楽しんで下さい
日本列島はまだまだ広いです、特にサイクリングの旅では一生ものですから・・・
それに世界はもっと広いです、只・・・・人間の生活環境を考えると決して宜しいとは言えませんが・・・それを我慢して目を地球全体に向けて見るのも宜しいかと。
今回のツーリングレポートの北海道は私個人は仕事では大きな町を中心セッセと通いましたがツーリングでは旅をしてなくてあまりよくわかっておりませんが、雄大な北海道は素晴しい旅が出来るのでしょうね・・・よく頑張りましたね。
投稿: NBsan | 2023/06/17 11:11
NBsanさん、どうもありがとうございます。
おかげさまでまた自転車旅が楽しめます。これからは暑くなるのでしばらくは山歩きが多くなり、自転車は日帰り近場程度になりますが、9月にはまた泊まりがけにいこうと思います。おっしゃる通り日本は案外広いし、自転車旅のネタは尽きません。
海外サイクリングも憧れはありますが、現実にはかなりストレスがあるかなーと思います、バックパッカーでも結構自分には試練?だったような。楽しい思い出も多いですが。
北海道は広く、人も少ないように見えますが(実際少ないけど)、あちらこちらに人の営み、またはその痕跡を感じます。よく大自然と言われますが、人々の作った濃い生活感のようなものが至る所で伝わってきて、自分にはそこも魅力です。
投稿: とし | 2023/06/17 15:25
こんにちは。所見なし通過とのこと、おめでとうございます。検査の結果の診断を聞くときは緊張しますよね。
実は、わたしも最近の健康診断のおなかの超音波検査で、1年前と同じく膵臓に所見があり、要精密検査となりました。それでかかりつけのお医者さんに紹介状を書いてもらって、CT検査を受けました。
健康診断で、2回続けて同じ箇所で同じことを指摘されたので、とてもドキドキして結果を聞いたところ、このたびも何の問題も疑いもないといわれました。それでとりあえずほっとしているのですが、今後毎回健診で同じことをいわれそうなのでちょっと困ったなあと思っています。
今週、仕事の関係になりますが、札幌に行ってきました。俗ではありますが、時間の合間に大通り公園を散歩したり、時計台をみたり、ザンギ食べ比べ定食を食べたりして、北海道の雰囲気を楽しんできました。自転車を連れていくのであれば、いまは飛行機輪行になるのでしょうが、飛行機の荷物室でのタイヤの空気圧だとか、とても重たいランドナーを丁寧にあつかってくれるのだろうかと心配になったりしそうです。でもいつかわたしも北海道2度目のサイクリングを楽しみたいと思います。
投稿: ぱぱろう | 2023/06/17 18:29
ぱぱろうさん、ありがとうございます。
どんな異常を指摘されたのかがわかりません(嚢胞とか膵管拡張とか色々あるみたいです)が、超音波検査は膵臓が観察しにくいことがよくあり、CT(造影剤は用いてますかね?)検査の方が精密なので、問題ないということなら大丈夫だと思います。不気味は不気味でしょうけど。
休暇が短いとやはり飛行機輪行が便利です。ランドナーの空気圧は心配しなくて大丈夫です(とりあえず全日空、日本航空に関して)。日本の航空会社の自転車の扱いは丁寧ですからこの点はご安心を。私も次回は飛行機輪行のつもりですが、フォーク抜き輪行をやめたので少し荷姿は大きくなるので、バーくらいは外そうかなあと思っています。(ペダルやボトルゲージは外しています)ディレーラーは外さないのでタオルなどで補強はします。
投稿: とし | 2023/06/18 20:43