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2023/06/16

北海道サイクリング 道央編5日目 平取から苫小牧(6/2)

今回初めて民宿に泊まりましたが、リラックスできていい宿でした。

七年前に泊まった民宿チセさんはご高齢でしたから廃業されたのだと思います。町のWEBにも出てなかったし、看板も無くなってました。今回泊まった喜楽屋さんは新しいようですが、聞くと20数年なさっていて、宿は地震後に(地震被害があったので)リフォームされたそうです。また泊まることもあるでしょう。

考えてみると私も還暦に近くなって、どうやら母親より長生きできそうです。とはいっても、今罹っている難治性の病気をやり過ごすことができたとして、こうしてツーリングができるのは20年くらいでしょうか。ていうか旅行の費用があるかな(苦笑)。病気になってから長生きリスクを考えなくなったけど、うっかり平均寿命近くまで生きたら破綻します💦まあ、その前に働くでしょうけど。

今はそんなことはどうでもよく、とりあえず目の前の一区間(今は4ヶ月単位)を悔いなく生きるだけです。

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(宿  宿からの景色 馬の牧場があります)

当初この日は半日走るだけの休養日と考えていて、しかも数日前は予報が悪かったので、さっさと鵡川に向かって輪行で苫小牧へ行こうと考えてました。支度すると日中は天気が持ちそう。自走で苫小牧に向かうことにしました。苫東付近は走ったこともあるし、工業地帯走るのわりあい好きなんだけど、今回は厚真町経由でウトナイ湖でも観ようかなと思いました。ウトナイ湖は36号線沿いということでちょっと気が向かなかったけれど、観たことなかったし。

小さな峠を越えて厚真町へ。地震による山崩れの痕跡が残っています。建て直した家屋もあちこちで見られました。水田地帯、麦畑など様々な畑作、厩舎、牛など色々な畜産など、多様な農業地帯のようでした。いつも北海道サイクリングしてると農業自給してるし自衛隊も多いし、北海道独立できるじゃんなんて冗談半分思いますが、この前の地震では思わぬ弱点を露呈していましたね(電力)。  

戯言はともかく、個々には交々あるでしょうけど、地震から立ち直りつつあるようでよかったです。こうした町や村がこれからも栄えて欲しいと本当に思います。

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(厚真町にて)

遠浅に出て植苗を抜けてウトナイ湖へ。大都市も近く、交通量の多い国道ぞいだけど湖畔は静かでした。でも野鳥の種類が多くても聞き分けられませんし、姿を見ても名前がわかりません。こういうことは子供の時にちゃんと興味を持ってないと面白くないですよね。後悔しても仕方ないけど。

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(ウトナイ湖にて)

道の駅に出ると、観光客も湖畔に出れますが、人慣れして落ちこぼれの?白鳥がいて観光客が盛んにスマホで撮ってました。こういう風景を見ると、今日はまあこんなところでいいんじゃないかなという感じです。苫小牧には2時に到着。明朝は鉄道移動なので輪行支度をして3時にチェックイン。ゆっくりしようと思いきや、夕食の買い出し、洗濯、夕食などしているうちにもう寝る時間なのでした💦

行程)宿8時発 R237平取町平取ー道道59厚真町ー道道287/482遠浅ーR234-植苗ー R36 ウトナイ湖ーR36/道道786など 苫小牧

70km-75km

20万図 浦河 札幌 苫小牧

天気 曇り

道央編はここでおしまいです。

淡々と書いてますが、一応1日ごとテーマもあり、1日1日感動がありました。その意味ではこの日のテーマはやや希薄でしたが、災害から立ち直ろうとしている厚真町を目の当たりにできたのがよかったです。ウトナイ湖も季節を変えて探索したらもっと興味深いと思いました。また、地図で見ると小さい規模のサイクリングに見えましたが、実際に走って、見える景色は樹林帯、牧草地、厩舎、水田、畑 どれも終始伸びやかなのも印象的でした。自分ではそうした暮らしを経験したことがないのだけれど、大地に根ざす人々の暮らしを見ながら走るのが好きなのだと改めて思いました。いつまでもそんな暮らしが続いてほしいし、(私含めて)消費者も大事に考えてほしい。こちらに戻ると少子化とかLGBTとか入管法とかミサイルとか、もちろんそれぞれ大事かもしれないけど、国が国民の暮らしを守るとは何なのか、政治や行政に携わる人たちには常に忘れないでほしいと願っています。

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