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2023/11/09

飛騨木曽サイクリング 野麦峠 11/2  熊遭遇の峠道(+湯治行)

木曽と飛騨を跨ぐサイクリングも3日目。昨日ほどではないけどまずまずの天気です。

宿8時すぎ出発。2日続けて普段食べつけない牛肉を食べたためか、道の駅でもう一度トイレに行くこととなった。

いくつかダムを通り過ぎると国道から野麦峠への分岐となります。3連休前日ではあるけどまだ朝なので車は通らない。車の多くは高山あるいは木曽福島(奈良井とか妻籠とか)に行くのです。そういえば高山も妻籠宿もが外国人で大盛況らしい。この辺りも高山市に属するけど、置いてかれてる感じです。サイクリングにはいい環境だけれど・・・。

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(左 宿の前の里山風景  右 野麦峠へ)

そうそう、地図上で「寺坂峠」となっているピークの手前あたりで体長80cmくらいの子グマを見ました。ゴソゴソ草を踏み締める音がするなあと思ったら、右側斜面をよじ登っているところでした。私の熊鈴に反応したようです。距離的には5mくらいですが、土砂崩れ防止用の柵で隔てられていてるので近くに母グマがいてもまず大丈夫だと思い、知らん顔して通り過ぎました。

サイクリング中に熊を見たのは5回目かな?まず震災前に三陸小本にて海沿いの国道で子グマ、震災後に遠野の峠で親子ぐま(3頭)これは降る私と道路に出てくる親子との鉢合わせでお互いびっくり仰天でした。翌日押角峠登りで成獣が斜面上の方にいた。4回目は2013年王滝の滝越地区をでるときに木の上にいました。私は知らん顔しましたが仲間が数台通り過ぎようとした時に泡食って木を滑り落ちて逃げて行きました。私は見なかったけど、2011年早池峰への林道でatsさんが見ました。「くま!」と言うので視線の先を見ましたがもう道を横断して身を隠してました。

北海道では幸い遭遇してません。山歩きでも遭遇したことはありません。

そんなこんな熊の思い出を反芻しつつ、紅葉の峠みちを行き、野麦集落で一休み。岐阜県のパトロールカーが降りてきたので先ほどの報告はしておきました。

この日はまた暖かいようで1600mまで登るのに冷え込みはあまり感じませんでした。だんだん空や周囲の風景が広くなってきて11:50野麦峠に到着。峠からは乗鞍岳が見えました。

野麦峠の資料館はこの夏をもって閉館していて、食堂が1軒営業しているのみでした。遊歩道は岐阜側は通行止めで信州側は歩けるようでした。

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(左 野麦集落の元分校。時折イベントなどやっているようです。 右2枚は野麦峠にて)    

峠では小30分休憩して、だんだん車も通るようになり、道も細いのでゆっくり降りました。信州側のカラマツが見事、と言うか私がカラマツ好きなんですね。

寄合渡まで降りて、さらに登り返したあたりで蕎麦屋さんがあったので、とうじそばなるお蕎麦をいただきました。そばの塊を自分で熱湯に潜らせてお椀によそって山菜や薬味をかけて食するというものでした。

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(左2枚 野麦峠からの下り  右2枚目旧飛騨街道 右 とうじそば)

境峠まで登り返して、降ったところで前輪パンク。交換ではなくパッチで修理OK。宿(栗谷民宿)は県道から2kmほど入ったところ、池の前にありました。4時前到着。

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(左 境峠  右2枚 宿の前で)

紅葉と天気に恵まれた素晴らしいサイクリングとなりました。宿も3軒とも快適でいい宿でした。ありがたいことです。

ここで事実上おしまいです。翌日は中津川のラジウム温泉宿までで、輪行か自走かは気分次第(結局国道19主体で自走しましたが。須原宿は雰囲気よかったけど、国道はまあ。。。。練習走りということで。中津川で栗きんとんを買ってから、地図を持たなかったので迷い迷って宿に行きました)。

秋のサイクリングが好きなんだけど、夏がやたら長くなって困ったものですね。

前からこのルート、特に開田高原から鈴蘭高原あたりまでを走りたかったので、今回は念願叶いました。小坂に降りるかどうか迷ったけど、その後のコースに妙案なかったので今回は湯治もくっつけてこういうルートにしました。

今度の遠出は下旬かな。。

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