木曽飛騨サイクリング 開田高原から濁河温泉、鈴蘭高原11/1 御嶽や乗鞍を見ながら
この日は御嶽山の東山麓から北側をぐるっと回ってから北上して鈴蘭高原を通ってさらに降りていく行程です。旅程的には短いので、濁河温泉で立ち寄り湯のつもりです。天気はバッチリ。
宿を8時10分に出発。九蔵峠を越えて西野付近の自販機でココア休憩(のっけから休憩ばかりですが)していると、地元の方「こんなにいい御嶽、あまりないよ〜」とのこと。本当にその通り。紅葉も御嶽山も素晴らしいです。ここはもう のんびり行きましょう。
開田高原と書いてますが、旧開田村となりますね。ほぼ全域が標高1000mで高現の村です。私がこの前来たのは合併で木曽町になった頃だと思います。全国的に平成の大合併が行 われたわけですが、結果的に、よりマイナーな地域のさらなる衰退を招いてしまったというのが、あちこち自転車で回ってみての実感です。旧開田村も前回よりも宿も店も農地も減っています。
(左2枚は開田高原九蔵峠付近にて 右 長峰峠 茶屋はもうやってません)
長峰峠から岐阜県となりました。峠から少し降りたところで左折。ここからは初めてです。最近は全国的にくま情報が多いのでここからフロントバッグに熊鈴を垂らして進行しました。道が凸凹でないと大して鳴らないので気休めですが。起点から1750mくらいまで登ります。起点自体が1300m近いので大したことはありません。高原の秋なので朝は寒かったけど、だんだん気温が上がってきました。全国的には季節外れの暖かさだったようです。こちらも予想よりは冷え込みは弱かったかなという感じですね。
いつの間にかピークを越えて下がっていくとやがて濁河温泉分岐となり左折。立ち寄り露天風呂が営業していたので、早速浸かることにしました。
五万図では濁河温泉賑やかだったことが偲ばれますが現在は営業している旅館は4軒くらいのようです。以前は山岳宗教の団体が多く訪れたとのことですが、今はそれも少なくなったとか。
(左 秋神への分岐が柳蘭峠となっていました。 左2枚目から2枚は濁河峠付近、乗鞍もよく見えました。乗鞍というと山頂近くまで車道がつながっていて手軽なイメージですが、立派な山です。碑にはボルダー尚子とありますが高橋尚子選手はここでは練習してません。ここがボルダーのようになって欲しいという願望のようです。景色はなかなか豪快なところですが・・・ 右 濁河温泉 )
温泉でゆっくりしてからさらに御嶽山の北麓を走ります。細い道。平日で車も少なかったので、紅葉とさまざまに見える御嶽山を存分に楽しみました。文章は短く済ませますが、今日のメインでした。
(いずれも御嶽パノラマラインにて)
十分堪能してから鈴蘭高原経由で宿に向かいました。宿は高原からかなり下がって標高1000を切るくらいのところにある民宿すずらん。名前からして高原にあるのかなと当初思ったのですが、高原からはかなり下がったところにあったので予約しました。鈴蘭高原は別荘地なので、宿はやはり里山の方がいいです。綺麗にしていて食事も美味しく(食べきれなかった)、気持ちのいい宿でした。
(左 鈴蘭高原にて、遠景は乗鞍 木が遮って写真は撮らなかったけど北アルプスの山々も見えます。 右は宿 裏山は熊がいるらしい 猪の罠に熊がかかっていて近づいたら怪我した事例がこの夏にあったとのこと)
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