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2023/11/26

ほぼ和歌山旅 11/19 日置川、白浜  田辺の偉人巡り 

宿でマンガ「史記」を読み耽った祟りなのか、夜中眼が痛くなって、寝不足気味。鏡で見ると眼はものもらいのようで、痛かったけどピンセットで潰してみた。幸い、今日は海辺の国道に出るし、8時から開店しているドラッグストアもあるようだから目薬を購入しよう。

民宿前田屋を8時前出発。海まで川沿いを気持ちよく蛇行しながら10km超。日置川駅付近に目論見通りドラッグストアもあり、目薬購入。しょっちゅう同じところにものもらいができるので旅行中は点すようにした。目薬といえば、眼圧を下げる薬(緑内障対策で処方されているミケラン)も常備である。ミケランとの付き合いもかれこれ13年ほどで幸い視野欠損などは進んでいないようだ。がん対策のサプリや処方されている漢方もあるので薬関係、結構なスペースを占めている。

今日は補給には苦労しないけど、明日明後日は補給地点がないとみた方がいいし今日は日曜日ということで白浜付近は車も人も多いと思われるので、目薬ついでにビスケットやカシューナッツなども購入した。悲しいかな、アーモンドは硬くて当方の少なくなった歯では対応しきれない。ああ、なんだかんだ年寄り日記である。

そうそう、今回のレポートからですます調をやめた。頭の中で考えてる調子で書くことにしたわけである。ブログ時間節減のためだ。かえって饒舌になる懸念もないことはないが。

今日は距離的には65kmくらい。海沿いの少々アップダウンくらいなので昨日の登りと寒さの疲れを取るにはちょうど良さそうだ。

朝の国道は空いていたけど、白浜に入ると車が多くなった。三段壁には観光バスが横付けされていて外国人客がどさーっと降りてきた。さらに進んで南方熊楠記念館着。

今回、山沿いの道をいくつか諦めたこともあって、こうして一旦海に出て自分の学生時代を思い出させる田辺の偉人の博物館、旧居などを見学することにした。いわば本日は文化の日。

南方熊楠についてはここでくだくだしく書かない。というか私ごときが一言で言えない。80年代にはエコロジー(広義のecology movement)の文脈で注目されていた面があったように思うが、実像は遥かに多岐にわたるものがある。神社合祀政策への抗議はその後の熊野古道の世界遺産にも繋がったとも言えるのだから、地元への貢献も莫大なものがある。

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(左 宿付近、日高川ぞいにて 左から2枚目 白浜の三段壁 右2枚 南方熊楠記念館 一番右は熊楠が留学した時の旅券 掲載していいかどうか不明なので後で削除するかも )

その次は田辺市内に移動して植芝盛平記念館(合気道の開祖 田辺生まれ)に行ってみた。2020年にできたらしい。体育館の中のスペースが記念館となっていて、内容は合気道の紹介や開祖(学生の頃、植芝盛平翁をそう呼んでいた)の生涯、私にとっては目新しいものはないけど、まあ、ちょっと懐かしい気がした。熊楠と並んだ写真があって、開祖も神社合祀反対運動に共鳴していたことが窺える。サイクリング中に開祖の関わりの土地にいくつか行った(茨城県岩間や北海道白滝)のも思い出した。

近くにある熊楠の旧居を見学して、鈴屋でデラックスケーキの「はしっこ」を補給用に購入してから宿に向かった。

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(左 植芝盛平記念館前の銅像  左から2枚目 南方熊楠旧居にて  右2枚 今日の宿 秋津野ガルデン)

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コメント

こんにちは。
ものもらいは鬱陶しいですよね。しばらくすれば自然に治るでしょうけど、目薬で治るならそれにこしたことはありません。眼圧測定は会社員の時にやっただけなので、そろそろ検査したいと思っています。いつもいっている医院で対応していないので検査しそびれています。
秋津野ガルデンは木造校舎を利用しているようですね。部屋はどんな感じでしたか?

INTER8さん、こんにちは。
旅の最中に限らず、ものもらいは鬱陶しいものですね。目薬ではなかなか治りません。今回はちょっと荒療治をしてフォローで目薬を買った感じです。しょっちゅうなので眼科の医師に処方してもらえばよかったなーと思います。眼科ならどこでも眼圧測定はやってくれると思います。眼圧を抑えていれば緑内障の進行は抑えられるみたいです。私も13年ほどの合いになりましたが、視野欠損は進んでません。
秋津野ガルデンの一般の宿泊棟はリノベーションされてて、内部は和室とジェットバス、トイレもあります。民宿よりはいい値段しましたが、一般的な廃校の転用よりずっと良い施設でした。

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