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2023/11/28

ほぼ和歌山旅 11/20 田辺から引牛越 十津川村へ 

宿は廃校を利用した宿泊施設で、それ自体はもはや珍しくないのだけど、今回の秋津野ガルデンは地域住民主導でリノベーションし、宿泊だけでなくレストラン、カフェ、農業体験などが楽しめる農村と都市の交流施設。木造校舎部分はレトロなんだけど、宿泊棟はアパートのようになっていて、モダンで内部も清潔。今回、部屋は2階なので自転車も2階に置かせてもらった。

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(左 秋津野ガルデンにて 左から2枚目 奇絶峡  右2枚 奇絶峡から龍神村途中にて 右は梅の漬け込み施設とのこと)

朝食は本来7時半からだが外国人グループが7時からとなっていたので一緒に7時にしてくれた。行ってみると私だけ。グループは朝ゆっくりでいいということになったらしい。なんだか申し訳なかったけど、おかげで8時前に出発できた。その前の日やや寝不足気味だったこともあって、ぐっすり眠れた。目もとりあえず痛くなくなった。

今回はほぼ和歌山県内だが、今日は引牛越、明日は牛廻越を通って奈良県十津川村を往来予定。おおむね晴れ予報だったけど朝はポツリポツリ雨粒が落ちていた。まもなく奇絶峡を通りかかったが紅葉はまだまだかな。龍神村までは急ではないけど結構な登りだった。ピークとなるトンネル直前で紀州の山々が折り重なって見えて優美だった。写真を撮るには道路周辺の木々がネックだったけどね。

予定通り11時ごろ県道738への分岐へ。袂に小さな商店があってパンも3つばかり売ってたのでエネルギーの溜まりそうなマーガリンパンを食べたけどやはり油脂が私のお腹にはきついらしく、しばらく締め付けられた。

引牛越への川沿いの県道に入ると人が住んでいるのかどうかはわからないけどポツリポツリと集落があって紅葉も楽しめた。県境には時間通行止めの看板があった。車の往来もあったのでたかをくくっていたけど、県境からは車の往来は無くなった。

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(左 引牛越分岐にて 国道をちょっと進むとスーパーがあったが廃業していた。  他、引牛越への途上にて)

登っていくとやがて石を割ったような切り通しに到着。看板はないけどここらが引牛越というらしい。私的には石割越という感じだ。昨日、今日と比較的温暖(おとといが異常だった)だが、さすがに冷たい風が吹きつけてきた。

降りていくと奈良側は、四国ほどではないけど山の斜面に民家がへばりついている集落が散見された。

やがて十津川村中心部に出た。時間があったので天空の郷「果無集落」(はてなし、と読むらしい。熊野古道「小辺路」が通っている)に行ってみることにした。山脈が見渡せ、十津川村が見下ろせるだけあって、えらいアルバイトだったけど・・・熊野古道もそのうち歩いてみたくなった。

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(左 引牛越  左から2枚目 山の斜面の集落  右2枚 果無集落にて)

宿は十津川村中心部手前にあった。2階建かと思ったら国道下にさらに建物があって6階建だった。温泉だったけど、疲れて1回しか入らなかった。洗濯も500円とのことでこの日はパス。夕食は猪鍋、鹿肉などだった。お腹大丈夫かな?

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コメント

 いつも、サイクリング紀行楽しく読ませて頂いております。大病から見事に立ち直られ、元気に活動されておられるご様子に全く頭が下がります。小生の方は80を過ぎて、体力が衰えアウトドアの活動も少なくなっております。
 今回の十津川の宿は、先年小辺路を歩いた時に小生が泊まった行者民宿と同じようですね。また、前回の四国サイクリングで泊まられた三好市白地の小西旅館は小生が生まれ育った吉野川対岸の集落のすぐ近くで、懐かしく読ませて頂きました。
 このあと、どのようなコースを辿られるのか楽しみにしております。

禿羊さん、コメントありがとうございます。
時折拝見させていただいております。キャンプ道具込みでの山歩き、サイクリング、海外含め行動範囲の広さと旅の深さに感服しております。十津川の宿についてご明察の通りです。小辺路を歩いた方とも同宿で、その方は宿に泊まりながらでした。私もいつか歩いてみたいと思いました。
禿羊さんは池田の方なのですね。小西旅館さん、あとどのくらい続けられるかなという感じではありましたが、風情ある宿でした。
JR東日本の範囲に比べると西のほうはあまり行ってませんが、毎回歴史というか生活の深みを感じます。病から回復しましたが状況的には油断はできないので、疲れすぎない程度に目一杯旅を楽しみたいと思っているところです。

先ほど禿羊さんのお名前を間違えて投稿してしまい失礼しました。訂正いたしました。

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