四国お遍路サイクリング阿波編3日目 12月18日 12（焼山寺）-17番 神山町 徳島市

三日目（前泊含めず）は神山町の焼山寺までがまずポイントとなる。歩き遍路の藤井寺から焼山寺までの山道も難儀らしいが、サイクリングでもいくつもアップダウンを経る。石井町周辺の１３−１７番はそれぞれ近く、神山町からの移動も含めて平坦のようだ。

歩き遍路の方々が6時朝食だったのでそれに合わせて朝食を摂り、7時過ぎに旅館吉野さんを出発。外は明るくなっていた。

（左　急坂を登ると眼下の吉野川と田園風景が素晴らしかった　左から２枚目　山間の村だが後藤田さんの生家があるらしい　右から２枚目　２つ目の峠　さらに降って登って焼山寺への道を進んでようやくお寺についた＝右の画像）

焼山寺は標高830mくらいとのこと。沿道には雪が残り、寒くて手水が凍結していた。たどり着くまでがしんどかったこともあって、幽玄な雰囲気を感じた。

（いずれも焼山寺にて）

神谷町の中心部に降りてお菓子の店でいくつか購入、途中での補給のつもりだったが、腹が減って軒先で食べてしまった。ここで靴下を１枚にして雨具下、アンダー１枚など脱いだ。さすがに暑くなってきた。石井町方面へ移動。１３−１７番は徳島市にも近い（というか今は徳島市である）。街中の巡礼となる。

（神山町から旧石井町への移動途上にて。焼山寺への道と合わせて今日はいつものサイクリングの雰囲気だった）

５つのお寺は街中で迷いながらもまずまず順調にお参り。朝、予約しておいた鱗やさん（１６番に近い）に5時前に到着した。

（左　常楽寺　境内は岩肌が波打っていた　左２枚目国分寺の庭園　右２枚目観音寺　右　宿泊した鱗屋さん）

文庫本を持参したものの、まず洗濯、風呂、食事、洗面、翌日の旅程算段やら宿検討やらで読む暇はない。持ってこなくてもよかったかも。その日の振り返りを手帳に記す作業もサボりがちになってきた。