房総 サイクリング 姉崎から林道繋いで小湊(太海まで)1/15
房総へ泊まりがけサイクリングって初めてかも(金谷に泊まったことはあるけど前日泊だった)。フェリーでの往来が多いのだけどコースが限られるし、輪行だと東京湾ぐるっと一回りとなり戻ると夜遅くなるので泊まりがけにして帰りはフェリーで戻ることにした。行きは鎌倉から2時間の旅で姉崎まで。通勤時間帯となるので400JREポイントでグリーン車を利用した。ずいぶんお得な気分。自転車も後方座席の裏スペースに収納できた。
(左 姉崎神社 中 昔の実家近く 右 丹原林道)
今回は姉崎から林道を伝って天津(の予定だったが小湊に出た)に出ることにした。いつもは小湊鉄道沿いとか久留里方面が多く、丘陵の林道は部分的に走るばかりで走り通したことはなかった。以前の印象から前半はゴルフ場なんかも多いので、内房から外房に向けて走る方が雰囲気がいいんじゃないかと思った次第。平日は産廃の車が多いかな?と思ったけど、結果的には大福山付近に大掛かりな参拝処理場があって出入りがあったくらいだった。
話は戻るが姉崎から9時半スタート。今日はそれほど寒くなく、雨具は脱いだ。両親が横浜からこの地に移り住んだのは35年ほど前だったが程なく闘病生活となって母は帝京大の病院で、父も近くの透析施設で亡くなったということもあってあまりいい思い出はないが、ずいぶん前の話でもあるし、こちらも老境というかお迎えが近いと感じたこともあったわけで(今はそう考えてない。油断はできないが、母の亡くなった年齢はどうやら越えそうだ)、ちょっと実家近くと病院も外からだけど通り過ぎてみた。実家は里山に不気味に造成された住宅地で、私はこういう住宅地に住みたいとは絶対思わないが、両親的には静かな余生が送れると考えたらしい。父はだいぶ歳が離れていてほぼ天寿をまっとうしたと言ってよいと思うけど、母はもうちょっと自由に長生きさせてやりたかった。
すぐ近くの立野のヤマザキで焼きたてのパン補給。衰微著しいヤマザキだがここはちゃんと経営されているようである。ここからほぼ一本道でゴルフ場、米田林道、丹原林道、音信山林道、万田野林道、そして大福山まで車の少ない、静かなサイクリングが楽しめた。予想通り、雰囲気もだんだん良くなってきた(大福山が残念だったが)。大福山から一旦養老渓谷に出て、トンネルを潜って筒森への細い道に入った。軽く?通行止めのようだったが地元の軽トラも入っていた。養老渓谷から筒森への細い道、結構好きである。久しぶりに行ってみたいなあ、と思っていたので、今日来れてよかった。
(いずれも養老渓谷から筒森へ)
筒森からは紫陽花で知られる妙法生寺をへて海へ。天津林道は通行止め。筒森から妙法生寺も通行止めとなっていたが軽い感じで、実際地元車なら問題ないレベルだったが、天津林道は端から端までバリケードで拒絶感を醸し出していたので、県民の森経由で小湊に降りた。海沿いを太海まで走るととっぷり日が暮れた。予約した宿は太海駅のすぐそばだった。お風呂と美味しい食事、今日のサイクリングと合わせて満足である。やっぱり泊まりがけのサイクリングはいい。
(夕暮れの海。宿の食事)
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