がん生存４年生進級予定となった

サイクリング中心（永遠の初心者山歩きも）のブログだけど私の病気についても触れておこう。

今日、CT検査を受けての診察があり、無事通過となった。

残膵、肝臓、お腹、肺、肝臓などいずれもCTに映る怪しいものはないとのこと。血液検査についても、腫瘍マーカーに異常なく、貧血傾向も改善した。膵臓が半分ないが、糖尿病の兆候もない。

次回の検査はこれまでの４ヶ月間隔から６ヶ月間隔（次回は９月初旬）となり、推定無罪期間は半年と延びた。

膵臓癌というとニュースでも予後の悪い事例ばかり紹介されるし、テレビドラマでも膵臓癌の設定が多いらしい（ちなみに見てない）。実際、予後の悪い事例が多いだけに、今回の検査結果についてありがたいことだと思う。

予後がマシな場合、ブログでの闘病記録は少なくなる（ネタがないし、再発して頑張っておられる方々に申し訳ないという心境もあるが、本音としては自分の本来の関心ごとに傾注するからであろう）が、５年生存率0%でないのだから、ラッキーな経過を辿る人も少なからずいる（私は現時点ではラッキーだが、もうちょっと様子を見る必要がある。かといってそんな早く年をとりたくもない）。それに、先進医療や「神の手」ばかり脚光を浴びるけど、手術管理（しっかりした医師とそのチームが事例を蓄積していけばよい経過が多くなるんじゃないかと実感）や抗がん剤を含めて医療は進歩している。

と書きつつ今後に不安はまだあるけど、その時はその時である。

病気になってわかったことがたくさんあって勉強になったと思うものの、ここ数日、心に霧が立ち込めていた。今は正直なところ（前述の通り、申し訳ないのだけど）スッキリしている。いい年して現金なものである。

サイクリングの予定を考えねば😀病気だろうとなんだろうと健康寿命がそれほど長くないことに変わりはないし。

症状として残っているのは腹が突っ張っているなど消化器にやや不具合があることくらいかな。これはもう付き合うしかない。いまだに腹筋ができないというかしたくもない。術前ほどではないが、お腹が弛んできた。体重も65kgを超えるほどに戻ってきた。一時60kgを切るほどに軽くなって登りが楽になるかも？と思ったけど元の木阿弥になりそう。