四国お遍路サイクリング 実質1日目2/21 土佐足摺編(２９−３２番 高知市東側)

丸亀からの特急で土佐山田駅に下車し自転車を組み立てて１０時すぎ出発。駅から100mほどの、訪問は４回目くらいかな？パン屋さんでいくつか購入。この前バイキンマンパンを購入したので今回はアンパンマンにした。

今日は、というか3日ほど雨予報である。パン屋さんから出ると早速降り出した。

雨足はそれほど強くなく風はないので動くのに支障はないが、途中での雨宿りタイムなど想定、４ヶ所回って終わらせる予定とした。今日は高知市の東側を北から南に回り込む感じ。札所間の移動は10kmに満たないので距離的には40km程度だが、初日から欲張ることもない。パン屋さんのほか、遍路石饅頭なるものも購入した。値段からして小さいかと思ってたら意外にデカくてありがたい。フロントバッグに入らないのでビニール袋に入れ替えた。雨が降ってるし、ジャージの背中にまんじゅうを入れたくない。食べがいもあり、翌日の補給にもなった。

（左　２９番霊場　国分寺　　中　へんろ石まんじゅう　　右　紀貫之住居あと）

３０番の善楽寺で雷雨にあい、しばらく雨宿りとした（写真撮るの忘れた）。３１番竹林寺手前で雨が止んで、へんろ道に入ってきたら、山道になってしまい、フロントバッグ、サドルバッグのスタイルでは重いし、石で滑るし、難儀した。しかも牧野植物園に入り込んで迷子になって、観光客に道を尋ねる始末であった。竹林寺は五台山山中にある。中国の五台山を模したらしいが、本物よりかなりミニチュアではある。お寺は雨にぬれて美しいが、評判の庭園は見ずに３２番禅師峰寺に急いだ。善楽寺での雨宿りと山道での呻吟で時間が押してきたのだ。お寺は小高い丘の上にあり、雨に烟る桂浜が見えた。

桂浜といえばツーリングで国民宿舎桂浜に泊まったことがあったが、今回下調べをすると閉鎖してしまったらしい。２１年とのことなので直接的にはコロナの影響であろう。思えば。。。。廃業ホテルと廃れた観光地、あちこちで目にしたなあ。廃れたからホテルが廃業したとも言えるし、廃業ホテルがあると観光地もおのずから廃れて見える。廃業して今後の見通しがないならあのような大きな建造物は早急に更地にすべきである。いうは易しは承知の上だけどね。。。桂浜全体が廃れて見えてしまうので。

今日の宿は３３番札所の前。渡船を利用して宿に急ぐこととした。３３番のお参りは翌朝にしよう。

（親子の狛犬　　中　禅師峰寺　　右　　高知県営渡船）