三遠南信サイクリング 5/9 浜松から棚田など巡って東栄まで
走りの初日、今日は主に遠州。これまで遠州の東部中部は何度か走っているが遠州の西側は初めてである(海側の浜名湖周辺は走ったことはあるが)。
ホテルの無料朝食をいただいてから7時20分出発。5時に起きて自転車は組み立てておいた。
遠州鉄道沿いに北上、浜北で遠州鉄道からは離れて天竜浜名湖鉄道の宮口駅を横切り県道68(浜北三ケ日線で山間部へ。地方道299に入り、久留女木棚田へ。目の前が開けて山奥にいることがわかった。
田植えにはまだ早かったのか、イメージ(サイクリングと無関係に昔からその美しい地名を微かに記憶していた)とは違っていた。みたところ半分以上耕作放棄地のようで、一部には綿花のような植物(町育ちで作物のことはわからないが、30数年前に中国で見た綿花畑を不意に思い出した。こんな山間でなくだだっ広い荒涼とした風景だったけれど)が植えられているようだった。
(左 遠州浜名湖鉄道宮口駅付近 中 久留女木へ 上 久留女木)
次の大栗安棚田は休耕田はあるものの地元の方々中心に保全に取り組んでいて、急峻な山間部にありながら波のように美しい棚田の風景をとどめていて、じんわりと感動した。
(大栗安棚田への峠 右2枚 大栗安棚田にて)
昼、近くの道の駅で昼食にしようと思ったが、定休日だった。平日サイクリングはこれがあるが仕方ない。補給も尽きていたので、東栄まで走ることにした。
(東栄への途中にて。おっかない地名だが熊はいないんじゃないかな??ちなみに「くんま」と読むらしい。今は浜松市だが以前は天竜市だった。)
通行止めの看板をあちこち見かけた。県道1号線も2箇所ほど寸断しているらしい。今回、事前にあまり調べなかった。その代わり計画を緩くしてどうでも対応できるようにしておいた。
今回はモンソン号。せっかくなので東栄駅に立ち寄った。TOEIではないけど大いにゆかりがあるのは間違いない。
(左2枚は東栄駅にて 右は町で食べた五平餅)
宿は東栄の町の中心部で駅からは5,6kmくらいかな?町は飯田線からは離れている。
また通行止めの看板があった。明日県道74を通る予定だったが東栄側は通れないようだ。並行する国道を使うしかなさそうだ。
ちょっと早いけど五平餅を食べてから宿にチェックインして振草川のゆったりした流れを見ながら洗濯なんぞしつつゆっくりさせてもらった。
(宿 大崎屋旅館 にて。風雅な宿である。部屋から見える清流に癒された。夕食は鹿肉やアマゴなど 普段の生活では食べる肉は鶏肉ばかりなので、鹿肉は恐る恐るだったけど )
今日は遠州を走って三河にたどり着いた。若女将によると買い物はもっぱら三遠南信自動車道を使って浜松だそうですっかり遠州人と笑っていた。宿は仕事のお客さんも数人いてまずまず繁盛しているようだ。古いけど清潔で逗留したくなるいい宿だった。
走行距離:60-70kmくらい
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