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2024/08/11

鹿島槍ヶ岳 爺ヶ岳

信濃大町前泊と山小屋1泊(8月8−10日)で爺ヶ岳と鹿島槍ヶ岳に行ってきた。ともに初めてだったが、危険な箇所もなく(先月下旬に柏原新道で熊の人身事故はあったが)、稜線を中心に花も楽しめた。天候は両日とも朝は晴れて昼前には雲が出てくるパターンだったので登りとなる1日目は眺望はなかったが、2日目は稜線からの景観はバッチリだった。

前泊は信濃大町駅近くの七倉荘。素泊まりなので歩いて5分のデリシアで夕食と朝食、翌日の行動食を購入。翌日扇沢行きバスは6時15分なのでそれほど早くはないが夜更かしは禁物と早めに休んだ。(いつもあまり眠れないが、とりあえず横たわって静かにしていればよかろう)

翌日。扇沢から10分ほど歩くと登山口で、小屋があって登山指導員?のおじさんと一言二言会話してから、7時10分ごろ改めて出発。歩きやすく、やたらなアップダウンがない(ずっと緩やかに登り)ので、いつもの通りペースを守って、水分塩分カロリーを補給しながら行けば大丈夫。暑いけどね。

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(柏原新道の途中で針木岳方面をのぞむ。この時点ではガスがかかってなかった。)

10時半に種池山荘に到着。山荘のお姉さんにビザを勧められたがパンがあるので・・・。

稜線に出るとガスが出ていて遠くは見えないが、まあこんなものだ。前回が良すぎたのだ。

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(いずれも爺ヶ岳付近で。景色は見えないけど花は色々と咲いていた。稚児車は咲いてなくて綿毛への移行期?だった)

雲の合間にに宿泊する冷池山荘が見えてきた。

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山荘には1時半には着いた。部屋は6人の相部屋(ロフトもあった)で1畳のスペースと荷物置き場があって余裕はあった。内トイレ(北アルプスの山小屋は多くの場合、通過者用の外トイレと宿泊者用の内トイレがあるようで、当然屋内の方が綺麗である)は新しかった。朝食は弁当にしてもらって翌日は5時には出発しようと思った。モンベル靴のアウトソールの踵部分がやや剥がれそうだったのでダクトテープで補修。購入からまだ一年もたってないし、まさかベロンと剥がれることはなかろう。

早めに目が覚めたのでなんだかんだ4時35分には出発。鹿島槍ヶ岳を往復。荷物のいくつかは小屋に置いて行った。慣れないことをしたせいか、帰りに忘れないようにしないとな、となんだかずっと気になってしまった。

朝は遠景もバッチリ。剱岳立山を横に見ながら清々しい気分で歩いた。

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(歩きながらの風景。左から2番目は剱岳、立山 右から2番目は先週行った黒部五郎岳の方角である)

鹿島槍ヶ岳まであと少し

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山頂は6時15分ごろ着いた(40分まで滞在)。写真撮ってないけど富士山や南アルプス、八ヶ岳などもよく見えた。

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(いずれも山頂にて。中は五竜岳方面 右は来た稜線で遠くに槍穂高)

名残惜しいけど出発。山荘で荷物(本とかインナシュラフとかお湯いり水筒くらいだけど)をピックアップして水とお湯をいただいて(お湯は有料 水は宿泊者は一定水量まで無料)改めて出発。

爺ヶ岳に登り返していくとだんだんガスがかかってきた。そして今日は3連休初日で登山者が続々押し寄せてきた(この時点では種池山荘からの登山者が多かったと思うけど、種池山荘も通過者で賑わっていたし、その後の柏原新道の下りでも続々と登ってきた。ちょっとびっくりしたのは結構下の方で大手旅行会社の二十名ほどのツアーとすれ違ったことだ。種池山荘宿泊予定だけど通常のペースだと4時到着になる感じだった。体調不良や遅れが出たら大変だけど、サブリーダーがフォローするのかな?)。

爺ヶ岳でコーヒータイムとした。この時に昼食も食べちゃえばよかった(上述の通り種池山荘は賑わっていて、ベンチの類は空いてなかったし、単独者にはうるさいくらいだった。ピザに心は動いたけど、携帯食にした。下界ではサタケとかモンベルのリゾッタとか高いなあと思いつつ買うのだけど、山小屋のピザの方が3倍高いのである。ひょんなところで貧乏性が出てしまうのが哀しい😅)。途中の花々に癒されたし、雲が流れる様も美しかった。

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(いずれも爺ヶ岳周辺で)

下山は1時前くらいで1時半のバスに30分ほど余裕があった。途中下車で温泉に寄って、その次のバスで大町駅まで行くことにし、大町からのあずさを予約、とっておいた松本のビジネスホテルをキャンセルした。便利な世の中である。

薬師の湯ですっきりして大町駅に到着。あずさまで40分ほど時間があったので、ベルシアまで歩いて車内食堂のお弁当など購入(大町駅前は駅のコンビニ含めて弁当の類がない)。駅のコンビニで温かいお茶とアイスクリームを購入するとそろそろあずさの時間となった。

モンベル靴。帰宅してからモンベルに持ち込んでみてもらった。現時点では接着剤の補修で良いだろうということでほっとした。専用の接着剤を購入して、家で早速やってみた。しばらくもてばいいし、そろそろダメなら交換してもらうことになるが、交換は通常1回だけだろうし、現時点ではまだもったいない。

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コメント

としさん、メインイベントの黒部五郎に続いて、爺ヶ岳鹿島槍ととてもアクティブですね!素晴らしいです。昨年夏にテレビで種池山荘と柏原新道の話を放送していたので、再び森林限界を超えた山歩きをしたいと思い、扇沢から種池山荘経由で爺ヶ岳に登る計画を考えていたので、驚きました。お盆が過ぎると次は秋ですね。 アクティブなとしさんの活動に活力をいただいています。

zenさん、こんにちは。
お盆連休前にもう1ヶ所と思っていて、天気もまずまず予報となったので行ってきました。土曜日に下山したのですが、日帰り含めてたくさんの登山者が登ってきました。柏原新道は整備されていて歩きやすいです。危なっかしいところ(油断しなければ問題ないです)は注意を促す看板もあって、北アルプスは洗練されてるなあと思いました。
上り下りはしんどいけど、おっしゃる通り「森林限界を超えた山歩き」は本当に楽しいです。zenさんも実現できるように祈っています。

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