白神岳 森吉山 和賀岳 早池峰山
3連休を挟んで、紅葉を楽しむべく東北山行に出かけた。
3連休の前日。角館からレンタカーで能代に入り、土曜日に白神岳へ。白神山地の最高峰ではないけど象徴的な山といえよう。海から2kmちょっと林道を進んだところの駐車場を6時に出発した。連休ということで数台先行者があった(避難小屋泊まりもいたようだ)。ブナ、ミズナラなど混交林を登り、「最後の水場」あたりから急登。やがて視界が開けて眼下に海が見えてきた。上も快晴で気分がいい。やがて山頂。360度、まさにほしいままの展望だった。
(いずれも白神岳にて)
風もなく快適な山頂で9時20分から1時間ゆっくり。12時半に下山。体調もよくペースも快調だった。その日は鷹の巣へ移動。
この辺り、サイクリングでは17年くらい前に五能線沿いから津軽半島、下北半島と回ったことがあったし、10年くらい前かな?弘西林道もグループで走った。8年ほど前、釣瓶落峠から藤里町に降りた時の水田や集落の美しさも記憶に残っている。その時は阿仁前田に泊まったけどあまり印象が良くなかったような。
さて、鷹の巣駅前のビジネスホテルに宿泊。昭和のビジネスホテルだったが、部屋は清潔だった。2日連続してITOKUで弁当だの翌日の朝食や行動食を購入。ホテルに洗濯機はなく、コインランドリーを紹介されたが、予想通り家庭用洗濯機はなく、部屋で下着だけ手洗いした。
翌日に日曜日は森吉山へ。お手軽なゴンドラコース。早めに行って並んでおいたから良かったけど、のこのこ8時45分に到着したらかなり待たされるところだった。
昨日の白神岳は190mから1235mだったが、今日はゴンドラのおかげで1160mまでワープ。山頂まで300mほど上るだけだ。もっともスタートから標高が高いので、のっけから秋の冷え込みも感じた。山頂までの道も緩やかで空も広く気持ちのいい山歩きとなった。紅葉も盛りを迎えようとしていた。
(森吉山にて)
角館に移動してレンタカーを返却、新幹線で盛岡に移動した。翌日の和賀岳はツアー参加である。(岩手側は林道通行止めで➕往復2時間ほどかかるらしい。秋田側は未舗装林道のアプローチだが、白神岳で会った登山者が稜線歩きが気持ちよかったと話していた)夕方のミーティングでガイドさんからアプローチを岩手側から秋田側へ変更するというアナウンスがあった。それに伴い4時出発ということになった。8時からの大河ドラマは諦めて早く寝ることにした😅
翌朝和賀山塊をぐるっと回って登山口まで運んでもらって、6時出発。薬師岳まで急登となるがそこからは稜線歩きとなった。
(和賀岳へ登り)
紅葉も綺麗に期待以上に美しい山塊だった。自分の車があればまた行ってみたい山だった(レンタカーや実家の車だと未舗装路はちょっと遠慮があってツアーに参加した。ただし普通車でも問題ない路面だった)
快晴だったので山頂からは岩手山はもちろんぐるりと鳥海山、月山、早池峰山など色々な山が見えた。ツアーだと安心して山頂でのんびりできる。一人だと山頂に来たとたん降りる時間を考えてしまうのだ。
(和賀岳山頂から下山)
2時過ぎに登山口に戻った。極めて順調なペースだったようだ。今回のツアー会社は北海道の200-300名山も催行しているようなので今後もお世話になりそうだ。
その日は盛岡に宿泊(昨日はツアー会社手配のルート員だったが、今日は東横インにした)、翌日朝レンタカーを借りて早池峰山に行った。早池峰山登山は震災の年以来なので13年ぶりである。前回は7月の3連休でサイクリングと絡めてだった。もうそんなに経つのか。。
平日だが登山者もそこそこいた。紅葉は登山口あたりの車道が盛りだった。上の方は蛇紋岩の岩場で幸い乾いてはいるものの緑色にテカっている部分は確実に滑る。頂上はガスがかかっていて遠望は聞かなかったが、少し降りると釜石あたりの海が見えたし五葉山らしき山も微かに見えた。
(早池峰山にて)
(車道の紅葉も見事だった。機会を見て、サイクリングでも訪れたい。先の和賀岳へのアプローチの水田地帯もサイクリングに良さそうだった)
盛岡に戻って、今回の紅葉東北山行終了である。毎日山歩きばかりの幸せな時間だった。
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