桜見物 石神井川ポタ（3/30）

本件は金曜日に予定していて準備していたが雨が止まず、日曜日に延期した。

その３０日。輪行して上野駅７時出発。週末である。混雑する前に人気スポットを通過しよう。

(ヘロン号での輪行は２年ぶりくらいかな？？ずいぶん久しぶりになった。山サイもすっかりご無沙汰になってしまったから、町ポタで乗るくらいになっている）

時間が早くまだ人は少なかったので上野公園をぶらぶらしてみた。しかしこの後も桜見物スポットをいくのであまりダラダラしてはいけない。

（左２枚は上野公園にて。五分咲きくらいかな。右　久しぶりだったので無縁坂にも寄ってみた）

谷中霊園を突っ切って、日暮里へ。駒込に向かった。

（左２枚は谷中霊園にて。澁澤英一墓など見た。　　　　右　この階段はいつの頃からは知らぬが「夕焼けだんだん」と呼ばれているらしい。朝の冷気が残っていて、ほんわかした雰囲気ではない）

（谷中の商店街にて。写真撮ってないけど、パン屋さんがあったのであんぱんなど買い込んだ。飛鳥山公園あたりで食べようかなと思って。下町の商店街の割に高かったけど、味はまずまず。朝早くから観光の外国人グループなどがウロウロしていた。民泊の類も多いようだ。パンの味付けがかなり甘かったのは外国人を意識しているのかなあ。でも地元の人も買い物に来ていた）

駒込の駅のあたりにソメイヨシノ発祥地の石碑があった。隣の巣鴨はゴローもあるので時々来るけど、駒込は学生の時以来ではなかろうか。もちろん石碑はなかったはずだ。

（駒込駅付近にて）

染井霊園に寄ってみた。ここも学生時代以来かも。懐しいことは懐しいんだけど、懐しむには時間が経ちすぎた気もする。

（染井霊園にて。高村光太郎の墓は見覚えがあった）

東京外大は跡形もなかった。前の仕事で取引もあったので府中への移転自体は知っているが、西ヶ原キャンパス跡地に来たことはなかった。私自身の母校は元の場所のまま（所属の学部は郊外に移転している）だが、高層校舎や隣の女子高の土地を買い取っての新校舎が次々とでき、汚いけど思い出深い学生会館は解体された。そして当時の学舎は解体と聞いている。寂寥感はあるけど、移ろいゆくもので仕方がない。

（東京外大跡地にて）

次に飛鳥山公園に向かった。９時過ぎくらいだったが、すでに賑わっていた。桜は七分咲きに近い感じかな。

買ったパンと自動販売機の暖かいお茶を飲んだけど、ちょっと落ち着かなかったので早々に公園を出て、石神井川沿いを隅田川との合流点近く（通行止めで合流点までは大きく迂回しないとならないようで、今回はいかなかった）に行ったり、飛鳥山駅付近をウロウロしてから石神井川沿いを上流に向かった。

（左　飛鳥山公園　中　飛鳥山駅付近　　右　石神井川沿いにて。隅田川交流点に向かったが、川沿いの道が通行止めになっていた）

石神井川沿いは桜並木が続いていた。この辺りを自転車で走るのは初めてで、昔歩いた記憶があるくらいだ。もちろんこんな綺麗な川沿い歩道ではなかったはずだが、道の記憶はない。その頃は下を向いて歩いてなかった。

満開はこれからだが、ほぼ開花していて（七分咲きくらい）日差しもあるので絶好の花見日和となった。朝方は寒かったけど、14度くらいまで上がる予報だ。道ゆく人々も笑顔ばかりだ。

（石神井川　　滝野川、中板橋付近）

川沿いの桜並木は中板橋過ぎでいったん途切れた。しばらく走ったり大通りを横切ったりしてからまたちょっと桜並木となった。石神井川の桜は滝野川から中板橋がメインかな。ただし上流の方が川の水は綺麗であった。豊島園跡地にはハリーポッター館ができていた。豊島園の閉園から５年程度のはずだが、豊島園は跡形もなかった。豊島園に特に思い入れはないけど、閉園という未来は想像できなかった。これもまた移ろいゆくものなのだろう。

（豊島園付近にて）

石神井川の水源は石神井公園かと思っていたけど、小金井公園付近のようである。さらに上流を走って、武蔵関公園で一休みとした。ここからは川沿いの歩道はないようで、あちこち迷いながらジグザグと花小金井に向かった。

（武蔵関駅付近で　右は武蔵関公園）

石神井川、地図上では小平の方まで延びているけど、嘉悦学園で寸断しているので、小金井公園北側でおしまいということにした。上流端という看板もあったので区切りにもなった。昼すぎで小金井公園は花見客でごった返していた。公園を突っ切って、玉川上水沿いの桜並木を眺めつつ、三鷹駅でサイクリング終了とした。まだ2時だけどあまり遅くなっても電車が混むだろうし、食事当番も間に合うだろうから。

（左２枚は小金井公園北側にて。右は小金井公園）

久しぶりのヘロン号でのポタだったが、ちょっとした石神井川探索もできて、充実した花見サイクリングとなった。今年も桜を見ることができたのが嬉しい。