九州遠征山歩き 終盤(祖母山 大船山 久住山及び中岳)
当初の目論見では、疲れを考慮して1日予備日を入れるつもりだった。ただ1日あたりの歩く時間は短いので疲労はさほど蓄積されてないようだ(慣れない運転疲れ、立ち寄り温泉疲れ?は多少あるようだが)。15日も休まず、ダメもとで祖母山に行ってみることにした。
15日、宮崎県に入り、北谷登山口の駐車場へ。雪が舞っている。上の方は雪雲のように見えた。寒い。予報では祖母山の雪は朝には止むということだったが、そう甘くはなさそうだ。ちなみにくじゅう連山は昼まで雪らしい。道路情報を聞いても、牧の戸峠は滑り止め必須ということである。明日明後日は大船山、久住山(と中岳)のつもりだが、運転大丈夫かな?今の所、翌日16日から回復傾向のようだが。
さて、天気が思わしくないので1組の夫婦が車を引き返していった。迷ったが、歩き始めてみた。風穴コースを歩いて、その風穴は通過したが、その先、急なところで5mほど凍結していた。とっかかりもなく、つくづくアイゼンがないのを後悔した。無理していけないこともないかなと思うけどもしこの先撤退せざる得なくなるとここを下れる自信はない。ということで今回は装備不足で、撤退することにした。阿蘇山と同様、コンディションのいい時に再訪しようと思ったのだった。2つの百名山が宿題となったが、次回か次次回、ルート上、面倒な場所ではないし、元々予定外だったし決断は割とあっさり。
降ると大したものではないが、また雪が降ってきた。今日から2泊は筋湯温泉。夕食だけお願いしている。途中で朝ごはんと行動食を買い込んで、温泉に入ってゆっくりしよう。
(いずれも祖母山にて 左が登山口 右は風穴 凍結場所の画像は見ても凍結程度がわからないので割愛)
16日 6時すぎに宿を出て長者原(くじゅう登山口)へ。大船山へ。私はついつい「おおふなやま」と呼んでしまう。途中の「坊がつる」はかねてより行ってみたかった。運転は問題なかった。昼は気温が上昇するようなので、牧の戸峠の規制も今日午前くらいまでだろう。
気温が上昇するといっても風は強そうだ。かといって今日は樹林帯が多く、山行の可否には影響しないだろう。今日の日程が今回では最も長い歩きとなる。といっても3時には戻って来れるだろう。9日目となるが疲労の蓄積はさほどではなく、本格山歩きでワクワクしながら歩いた。
坊がつるは不思議な空間だった。連山の狭間にこんな広い野っ原があるなんて。風も薙いでいて、別世界のようであった。
大船山への本格的な登りは坊がつるから。といっても標高差はさほどでもなく、マイペースなひと頑張りで到着した。もうちょっとのところで西風が強く吹いてきたが、山頂ではそうでもなく、人もいなかったのであたりの山々を眺めながらちょっとゆっくりした。
(いずれも登山口付近で)
(坊がつる付近にて)
(大船山にて)
予定通り登山口に戻り、翌日の行動食を買い込んで(スーパーは飯田高原に1軒しかない)宿に戻った。
湯治の癖で温泉に何度も入ると頭が少々痛くなるが、葛根湯を服用して夜中少々汗を出せば翌朝はスッキリしている。しかし油断禁物なのでこの日は風呂は1回だけにしておいた。
山歩き最終日17日は牧の戸峠から久住山へ。前日の大船山と異なり、久住別れ付近から木がないので風が強くなるが、そのかわり樹林帯のように地面がグジャグジャ(雪が溶けていた)してない。今日はズボンを汚したくないのでスパッツを装着してきたが、アイゼンもつけてないのに少々破れていた。15年前に買ったものだから仕方ないか。でも縫ってパッチを貼ればまだ使える。久住山は火山の風格はあるが、阿蘇山ほど荒涼感はなく、美しいくじゅう連山を形作っている。
九州山地最高峰の中岳にも足を延ばしてみた。晴れ予報だが、なかなかガスが取れなかったのが残念だ。
(左 久住山 中 中岳 右 御池)
下山途中でだんだん晴れてきたのがちょっと恨めしいが、これはこれでいいんじゃないか。
下山すると、昨年も行った筌の口温泉に立ち寄り湯。レンタカーの返却のため別府に向かった。この日は小倉まで移動。翌日岡山から三朝温泉へ。久しぶりに湯治1泊してから帰鎌した。
10の山を巡る(登頂は8座)天国のような日々だった。登頂できなかった2座ものちの楽しみとなった。
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