姫神山 五葉山 (帰省で 鞍掛山 七時雨山も)
GW期間丸々、家族の実家に帰省した。
私の目的は山歩きである。妻も同行するし、早めに戻らないとならないので、県外(大平山とか)や県南(焼石岳とか)というわけにはいかない。この時期の岩手山はまだ早いし火山規制で夏も多分入山禁止だろう。八幡平は3年前に行ったし、いつでも行ける。ということで300名山の姫神山(術後は登っていない)と五葉山を優先してあとは近場のいい山に行こうということにした。
で、帰省の翌日まずまずの天気だったので姫神山に出かけた。2人で行くのでいつも一本杉からのピストンである。春は震災の年以来かもしれない。何度か目にしているのでいちいち写真は撮らなかったけど、アプローチの道すがら桜やら桃やら水仙やらいっぺんに咲いていて、北国の春は桃源郷のようであった。姫神山へは通算で5度目くらいかな?ほぼ樹林帯だけど山頂付近だけ岩場になっていて、岩場の面白さの一端も味わえる。山頂からは早池峰山など北上山地もよく見え。山頂手前からは眼下に実家付近の農村風景も広がっていて向こうに岩手山が聳えている。久しぶりという感慨はあった。山道にはカタクリの花が可憐に咲いていた。
(左は姫神山山頂にて 右は上坊牧野の一本桜だけどまだ咲いてなかった)
翌日は家の用事を優先して、30日は沿岸は風が強いようなので、岩手山麓の鞍掛山に出かけた。
(鞍掛山にて。岩手山が目前に迫る。冬の雪山ハイクも面白そうだ。岩手山の登山道に進入できないので七滝にも行けないままだろうが、鞍掛山はその代わりになるかも)
5月1日に五葉山に出かけた。
五葉山は大船渡と釜石の境にある。従来、盛岡からもかなり時間がかかったが、釜石自動車道、三陸自動車道が繋がって革命的にアプローチが楽になった。それでも我が家から2時間半かかるから岩手県は広いのである。
1日はGW合間の平日だけど、登山口である赤坂峠の駐車場は車が結構停まっていた。山頂まではなだらかで登りやすい山だった。海から近いけど山頂からの景色は山、山、山であった。天気も良く早池峰はもちろん岩手山、秋駒、八幡平もよく見えた。眼下には大船渡のリアス式海岸が複雑に入り組んだ海が輝いていた。
(五葉山にて)
帰りは大船渡側の五葉温泉で一風呂浴びてから大槌の親戚のお店に寄ってから八幡平に戻った。
2日は悪天で家事優先とした。
3日は七時雨山へ。麓に牧野が広がり、伸びやかな風景なのだが、放牧をしなくなったためか畑があるためか、1合目から2合目に熊のフンがそこここにあった。登るにつれ、小さな可愛い花も多くていい山だった。冬も行ければいいなと思う。
(七時雨山にて)
4日は八幡平に出かけようとしたが、松尾鉱山過ぎてから濃霧となり、山頂はn中で何も見えなかろう、と引き返した(何度も行ってるし)。
今回、目的の姫神山と五葉山に行けたのでまずはそれだけで満足だし、鞍掛山、七時雨山とうちから見える地元のいい山にも登れて、幸せな時間だった。
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