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2025/06/06

雲取山

木曜日、天気が良さそうだったので雲取山に登ることにした。

水曜日に奥多摩駅付近に前泊してバスで鴨沢に行く計画を立てたが、宿が取れなかった。なので地元(藤沢)でレンタカーを借りて秋川に前泊することにした。費用が余計にかかるが、高速と登山後の風呂を節約した(事前に確認した奥多摩の立ち寄り湯、高かったし、暑いけどまだ蒸し暑いというほどではないし)。

小袖の駐車場を5時半出発。平日だけど好天に誘われて駐車場は30台くらい停まっていた。もっとも全部が雲取山日帰りとは限らないが。

今回のコースは2017年の同じ時期に歩いている。その時は公共交通機関利用で週末の6時半すぎにバス停を出発したようだ。今はその時よりバス事情がよくなくて週末は7時過ぎの出発になるみたいでちょっと遅い。平日は6時に出発できるが前述の事情で今回は利用しなかった。いずれにしても家からの日帰り山行は難しい。レンタカーなら可能は可能だが、早寝して早く出発しないといけないので家族に迷惑かけるし、自分もそれではどうも気分がよろしくない。ということで前泊するのである。登山前に何時間も高速道路交えて運転したくないし。

今回借りた日産ノートは変な車だった。ドライブモードで異様にエンジンブレーキがかかるのでずっと踏んでないといけなくてなんだか追突しそうな感じ。シフトチェンジも異様にやりにくい。座った時にシートの高さをいちいち調節しないといけない。ガソリンの給油口が右側にある(レンタカーではほとんど左側)。安いから借りたわけだが、気難しい車だった。それぞれ何のための改良なのか理解に苦しんだ。

さて、閑話休題と言いたいところだが、本文も極々短いのである。トラブルもなく、快晴のもと、新緑眩しい山歩きをたっぷり楽しんだということである。つつじもあちらこちらに咲いていたし、石尾根に出ると富士山や南アルプスなんかもよく見えた。すれ違う登山者も幸せそうな表情の人が多かった。もちろん仏頂面してる人もいるし、苦しそうに歩いている人もいるわけだが。

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(雲取山に登る途中にて)

長丁場ということでモンベルの夏用の靴で登りからストックを使って歩いたが、雲取山の山道はなだらかであんまり足を上げる場面がなかった。昔は山サイのコースにもなってたからそれもそうだという話なのだけど、8年前に来た時より楽に感じられた。もっとも8年前はバス停から駐車場の往復がおそらく1時間近く加算されていたが。術前と単純な体力はそう変わらなくなっていると言っていいかもしれない。

ただし、筋力は衰えているので、岩場とか激しいアップダウンだとどうだろうか。自転車の登坂は確実に衰えているけど、だからと言ってスクワットを毎日たくさんやるような甲斐性もないのである。自転車は正直なところ現状の体力が維持できればいいと思うのだけど、山歩きは今後の進歩を期するならもう一段、筋力を含めた体力が必要で、そのための運動もやらないといけないと自覚しているところである。

山頂には10時過ぎに着いたので35分ほど昼ごはん休憩とした。登山者は三峰からも来るので山頂は入れ替わり立ち替わり誰もいないことはなかった。

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(雲取山山頂付近にて)

もうちょっと若い時は年取ったら時間に追われず山歩きしたいと思っていて、こうして年はだんだん取ってきて大病もしてのんびり歩きたいところだが、やはり若い時(と言っても15年くらい前)と同じように時間に追われる心持ちはあまり変わらないのである。

往路は七ツ石山やら尾根道やら通り、帰りはまき道を辿って下山した。14時に小袖の駐車場に到着。ペースは順調だったし、翌日の筋肉痛も大したことはなかった。前泊のホテルの睡眠時間が十分ではなく、翌日(朝はとりあえず早く起きたので)昼寝してしまった。

雲取山は術後は初めてだが、前述の通り登ったことはあるので、天気のいい日に登りたかった。また、コースタイムが長い登山をしておきたかったのである。そういう意味で目的は果たした。今度は初めての山にも行ってみようと思う。

術後の300名山(2025年6月5日まで)

34/100   32/200    28/300 94/100-300 

15/2022 31/2023 30/2024  18/2025(6.5まで)

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