北海道山歩き 序盤(ニセコアンヌプリ、羊蹄山)
6月20日から7月1日まで,梅雨がなく爽やかな気候の(はず)北海道へ行ってきた。
20日金曜日は新幹線、新函館北斗からレンタカーで真狩まで。ユースホステルに泊まった(2度目)。このユースに対するレビューには芳しくない声もあったが、私には居心地が良い。
(黒松内にて。店主は鎌倉の美鈴で修行ののち、この地に小さなお店を出した。北海道のロングライドイベントにランドナーで参加されていた室蘭の方に教わったのだ。もう15年以上前の話である。まだ自転車で訪問したことはないが、車となるがまずは訪問することにしたのだ。幸い、お店は営業していた。水無月、美味しゅうございました)
翌日土曜日はニセコアンヌプリへ。曇天で午後から崩れるという予報だった。
五色温泉からの往復。駐車場に車が多かったが多くはたけのこ採りでお互い顔見知りなのか連れ立ってきたのか、おしゃべりやら鈴音やらラジオやら賑やかだった。登山者が続々やってきたのは8時以降だったようだ。
風が強かったが、翌日の羊蹄山の良い足ならしとなった。
(ニセコアンヌプリにて 左はウコンウツギだろうか、この後道内各地の山で見かけた。山頂から羊蹄山山頂をのぞんだ)
モンベル手配の宿へ。学校を改造した宿だった。レンタカーを借りていたし、日曜日の羊蹄山は当初、単独で行くつもりだったが、日和ってモンベルの前泊付きのツアーに参加した。結果的には正解だった。翌日は夜中から9時くらいまで本降りだった。単独なら行かなかったに違いない。
(ニセコアンヌプリ登山後 高橋牧場からミルクーヘンという名前のバウムクーヘンと小さなチーズケーキを家に送った。自分はソフトクリームである。右二枚は前泊の宿。比羅夫小学校の跡地)
雨のため1時間遅く5時半に宿出発。久しぶりの相部屋となったが先に来た特権でロフトだったのと集合が1時間遅くなったので睡眠が取れて助かった。本降りだったが樹林帯をひたすら登るだけなのでしのげた。予報通り9時くらいに雨は止んだが、九合目に出ると風が出て冷えてきた。キャプリーントレイルだけでは寒いし雨具の影響で濡れてたので、もっていたキャプリーンLWに着替えて、薄いシャツ、半袖シャツ、薄いウインドブレーカー、さらに先程まで着ていた雨具を着込んだ。さすがに暖かい。
外輪山を回ると遠景はともかく外輪山付近はまずまずの見晴らし?だった。
下りは果てしなく長かったが予定通り4時半には降りてきた。ゆったりしたペースだった。
(羊蹄山にて 遠くは見えないけど外輪山は見事であった)
ゆったりしたペースでも疲れることに変わりない。この日は真狩のユースに再び泊まったが、8時には寝てしまった。
翌日は新函館北斗に戻って車を返して市内へ。この後の「狩場山と余市岳」は2泊のツアーである。3時過ぎに函館駅集合だったので、摩周丸を見学した。
集合するとガイドさんの車でせたな町の宿へ。道南の日本海沿いを小樽から函館までぐるっと巡ったサイクリングは13年前。ずいぶん経過したなあ。あの時はゴールデンウイークだったが積丹過ぎてから松前までずっと雨続きだったような。雨の記憶ばかりだったから、また道南を回る機会があれば好天を狙いたい。
(摩周丸にて。左の現在位置の確認図。懐かしくて涙が出そうだった。現在位置を確認するのが好きだったのである。そういえば小学校低学年のとき秋田犬に噛まれて30数針の怪我で10日ほど入院したが、あの時も現在位置を高台から確認しようとしてよその材木置き場に入り込んで番犬に噛まれたのだった)
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