北海道山歩き 終盤(天塩岳 暑寒別岳)
樽前山から札幌に戻って旭川へ移動した。
今回の個人的なメインイベントは天塩岳と暑寒別岳。こちらも道南の2座と同じA社のガイドツアーに3月に参加を申し込んでいた。スケジュールの組み方としては道南の山々は4月以降に肉付けしたのである。前回の北海道山歩きは結果として2座のみだったので、確実に5座行きたいと思ってツアーに申し込んだのである。結果的には7座行けそうで(両日とも予報もまずまずだった)充実した北海道行きとなった。また、天塩岳で膵臓癌手術後の300名山歩き、ちょうど100座となる。300座行けるかどうか現状の体力や技術では難しい山もあるからわからないけど、楽しみながら継続できればと思う。
さて、前泊は協和温泉。サイクリングでは泊まりの候補にあがりながら、コースや距離との兼ね合いで泊まるのは初めてとなった。
(協和温泉を4時出発。外はすでに明るい。天塩岳も見えた)
道道から天塩岳への分岐はサイクリングで2回ほど通った。今日は登山口への林道をツアーの車で通過。林道には熊のふんもあったが、この日は幸い遭遇しなかったし、他の登山者からもそういう話は聞かなかった。
余市岳の記憶も生々しい中、天塩岳への登山道は整備されていて歩きやすかった。登山自体、さほど急登ではなく、じっくりと歩いていくと稜線に出て、前天塩岳、天塩岳と進んだ。大雪山やら十勝岳やら、そして道内の山々を眺めながら、長めの休憩(お昼ご飯)ののち、西天塩岳、円山と進んで下山。記述は短いが天国のような1日だった。
(いずれも天塩岳にて)
この日は留萌まで移動。翌日30日は暑寒別岳。予報はやや悪化して雨混じりのようだが、ひとまず登りではほとんど降らなかった。
コースタイム的にはやや長めだが、ずっと緩やかな登りである。
七号目からの花畑は見事だった。前日はあまり写真撮らなかったけど、今日は集団の真ん中に紛れてスマホで写真を撮ってみた。
(暑寒別岳にて。7合目からの花畑)
前日は四方眺めが見事だったが、この日はガスがかかって遠望はきかなかった。花畑と見事な山容で満足である。
(暑寒別岳山頂付近にて)
雨の中、下山。旭川まで移動して駅で解散となった。
細かい記録はつけていないし写真もあまり撮っていない。参加者のヤマップの記録を発見したのでリンクしておく。画像も多いので山行のイメージが湧くであろう。
翌日旭川空港から帰宅。充実した山旅の12日間だった。
戻ってみると梅雨はどこへやら。夏山シーズン到来である。ただ、山行の疲れというより旅疲れが3日たった今も残っている(当地の暑さのためかもしれないが)。夏山シーズンの準備とスタートは週明けからとなりそうだ。
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