2025秋の北海道自転車旅8日目9/29実質最終日 鷹栖峠 和寒 剣淵 士別 風蓮(追記10/10 術後4年半CT検査結果)
本日はサイクリング最終日。和寒や剣淵を巡って適当な駅から輪行予定である。
今回のサイクリングは当初道東の比較的爽やかでメジャーとも言えるルートを辿りながら十勝に抜けてさらに富良野、美瑛、和寒を辿ろうというものだったが、結果として「十勝に抜けて」を輪行で済ませて1日短縮した。最近熊の出没が現実的になってきて訓子府から道道88(事前の情報で出没情報があった)で上士幌に行くのを見合わせたのが主因である。道道88を避けて国道242でもいいけどこちらは昨年走ってるからいいや、というわけである。結果、釧網本線でのんびり旅ができたし代行バスという貴重な経験もできたから、いいんじゃないかと思うのである。ただ、旅程を短縮したので多少物足りなさは残ったかもしれない。今年走りながら来年は(予算的に)見送りかなあ、と思ったりしたけど、多分来年も秋口に行くと思う。来年はがんの手術から5年(たぶん5月に検査してひと段落)ということでとりあえず完治ということになるのだろうけど、他にも細かい病気のようなものを抱えてるし老化もあるし、100%すっきりということでもなさそうだけど、まあそういうものも抱えながら楽しく旅なり野外活動できればいいなと思う。
さて、まとめを先に書いてしまったが、今日も1日サイクリングである。
永山から、前述の田んぼアートも一応行ってみたけど、アートは終わっていて、展望台のあるJAには収穫した米を運んでくるトラックがひっきりなしであった。
初の鷹栖峠(峠の名前は目的地の名前をつけるのが大まかな原則であるとするなら、私から見ると和寒峠)をこえて和寒へ。
(左2枚は田んぼアート会場 右 タカス峠)
和寒といえば塩狩峠とかぼちゃが浮かぶけど水田もある。自転車で静かにずうーっと走れる道がいくつもある。
(和寒はやたら見晴らしがいい。右は水田発祥の碑。 最北とされる水田は何年か前に遠別で見た)
眺望の丘というのに行ってみたく、ツーリングマップルの地図に頼って道道48から入り込んでみたけど、ツーリングマップルの位置関係が正確ではなく山中の心細い道をしばらく走って、やっとそれらしい場所に出てきた。道道で森から回り道しなくても和寒の農家地帯からアプローチできたのであった。映画のロケのバス停をそのまま残してあった(知らない映画)。
(眺望の丘付近 ここも春から夏に再訪したい)
位置関係で言うと眺望の丘は和寒の西北側10km弱といったところだろうか。降りて国道まで戻ってカボチャ王国という大仰な名前の実態としてはちょっとしたカフェに出かけた。マスターによると桜の季節もいいとのことだった。GWあたりか。。。いっときGWに北海道ツーリングに出かけたこともあったけど、道北だと時折雪も降ったりする。結構寒いんだけど、北東北もそうだけど、ある日突然暑いこともあって、天候が読みにくい時期でもある。あとは例によって熊談義となった。以前、北海道の人は熊の話はそれほど乗らなかったというか、心配する内地の人を余裕の笑いでかわす人も多かったと記憶しているが、最近の状況ではそうも言ってられない。明らかに死活問題である。
(カボチャ王国でカボチャソフトとカボチャコロッケ)
(畑作風景。カボチャの収穫はほぼ終わっていた。こういう風景見るとやっぱり春から夏に来てみたいと思う)
剣淵に来た。絵本の里とのこと。絵本やポケモンなどは私にはさっぱりわからない
(左は剣淵の小学校。大きな絵である。右2枚は絵本の館にて。絵本がたくさんあるようだ)
士別に入るとぽつりぽつりと雨が降ってきたが、羊と雲の丘に行ってみた。世界の羊が飼育されているめん羊館に行ってみた。
(士別はカントリーサインからして羊である。道の駅が侍しべつとなっていたが、武士の士ということだかららしい。町の名前の語感がよくなくて誰かが調子こいて言い出したのだろうけど、北海道で侍は違和感がある。かえってバカだと思われるからやめた方がいいと思った。
中 こういった古い倉庫もある 右 羊と雲の丘)
(羊 ずっとみていると、なんだか可愛い 右 遠くで羊が放牧されている)
士別のまちに戻ると急に本降りになって、セコマの軒先で雨宿り。30分くらい降ってたかな。遠くには青空も見えてたけど。
雨宿りロスもあったので、名寄駅まではいかず、風連駅で輪行ということにした。
(名寄市に入り風連駅でおしまいとした)
天気 曇り一時雨
経路 永山 道道37 761 町道 農道 道道99で和寒 農道町道道道38などで眺望の丘 農道 町道 道道545でカボチャ王国 剣淵 町道道道545 536 R239などで士別 羊と雲の丘 道道976 850 729などで風連駅 100kmくらい(不明)
旭川の東横インで洗濯などして、翌朝、荷物の多くを、歩いて1kmの郵便局(ゆうゆう窓口)から送り返した。9時旭川発の特急で札幌、新函館北斗と乗り継いで帰った。持ってきた本はすでに読み終えていたが、余韻に浸りながら来年の計画など考えるこんな時間が結構至福だったりする。
(北海道 秋の自転車旅 2025はここでおしまい。ご覧くださった方には御礼申し上げます)
追記)先日受けたCT検査の結果、再発、転移は見られず、無事通過となった。今後は来年4月末に術後5年のCT検査となり、無事通過すれば一つの区切りとなる。術後の診察で5年生存率は40%といわれたのを思い出すが、膵臓がんの中でも多数派の膵管がんよりは生存率は高いけど、言い換えると再発率は少なくとも60%以上(再発しても5年以上生存する例も多い)ということだった。自分としては運が良かったとしか言いようがないが、主治医をはじめ病院のスタッフの皆様、家族、励まされた関係各位のお陰である。感謝の念に堪えない。また、手術による侵襲も他の方の例と比べて比較的軽微だった(全くないわけではなく不快な症状はある)ため、自転車や山歩きも継続できている。
血液検査はおおよそ正常だがヘモグロビンA1Cが上昇傾向である。術前より食事量は減ったが、最近ちょっと糖分は多いかもしれない。摂っていけないことはない。量や摂るタイミングに気をつけたい。サイクリングではついソフトクリーム食べたくなるけどね😅
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