高山から位山峠、中津川まで(10/31)
走りは3日目。昨日までと打って変わってどんよりとした空である。ホテルの朝食バイキング。栄養バランスが取れて良かった。
今日は簡単に言ってしまえば中津川までである。41号経由は避けて、位山峠経由で。下呂からは国道257となるが車はそう多くないはずだ。途中からは雨となるだろうが、輪行するまでもなさそう。気温は低めだが、昨日までより冷え込みはキツくない。そのかわり昼も気温はあまり上がらない予報。
一宮から県道に入り、苅安峠(道の駅とスキー場がある)、位山峠へ。元々は飛騨と京都を結ぶ主要な道だったらしいが、現在は国道41号が動脈になっていて、平日の午前中であったが、車はほとんど通らなかった。位置的には国道41号と昨日通ったせせらぎ街道との中間に当たる。せせらぎ街道が愛称や稼働している道の駅やカフェなんかもあるのと比べると寂れた道となっていた。時折、位山や川上岳と結ぶ稜線(かな?)も見えたし、紅葉もなかなかのものだったが、高山の喧騒が嘘のようである。
スキー場(もちろん営業してない)と道の駅がありトイレを借りたが、9時前だったせいか営業している気配がなかった。作業員らしき人たちが駐車していて、「これからヒルクラっすか?3時から雨っすよ」と話しかけられた。ここまでも結構登ってきたから、もう引き返せないっす。それに6時間後は中津川あるいは到着の目処立ってるっす。寒空の寂旅だから一言でも話せてありがたい。
(苅安峠付近の道の駅。スキー場に併設されている。空はどんより)
一旦ちょい下り、位山峠へ。峠のあたり、そこはかとなく生活感というか、かつて人が住んでいたかな?という気配は感じられたけど、今は家もない。石碑が少し上にあった。切り通しを掘り下げて広げたということかな?1000m越えると流石に冷える。高山がすでに500mあったので上り自体はさほどでもなかった。
(左 位山手前の小さな湖 右2枚 位山峠)
5kmほど降っていくとようやく集落があった。さらにグングン走っていくと飛騨川に合流。対岸を国道41号が走っているが、下呂まで並行する県道を走った。こちらは地元車が時折走るくらいでのんびり走れた。
(左 位山峠したの集落にて。見える山は位山と川上岳かな? 右 下呂駅通過。下呂温泉は賑わっていた)
中津川方面へ左折。裏木曽街道の別称があり、木材の店も点在していた。がん封じの寺もあって、予定外だったし雨が降りそうだったので少し気もせいていたが、がん封じの言葉に弱く、寄ってしまった。
12年前に王滝サイクリングで行った鞍掛峠への道、先日歩いた小秀山なども見えて、思い出しつつ走った。
(左2枚 がん封じの地蔵寺 右 左の鞍部が鞍掛峠のあたりだと思う)
(いずれも加子母付近で 左 正面は小秀山 先日、王滝村滝越から登ったが、こちら岐阜側からの登山者の方が多い 右 木材用品の店で。何も買えないけど)
下呂から中津川まで50kmくらい。舞台峠、加子母、付知など以前走ったり歩いたりを思い出しながら、ゆうゆうと走った。市内に入ると雨が降り出し、宿へ迷走するうちにだいぶ濡れてしまった。それでも3時半過ぎには到着。洗濯でもしながらのんびりしよう。夕食は宿近くのコンビニで買い込んだ。すぐ近くなのでおにぎりでなく弁当とサラダにした(遠いと弁当の持ち歩きは面倒くさいからおにぎりなどコンパクトなもので済ませてしまう)。
雨は本降りが続くが翌朝には止むようである。夜は7階の窓に打ちつけるほど本降りになることもあった。久しぶりにテレビを観た。ニュースは高市さんの外交、熊が実効支配地域を拡大している話、米国の競技が我が国営放送(北東北某県の放送局も)を乗っ取っている話などに加えて、地域ニュース(名古屋)ではなんといっても発生26年で主婦殺人事件の容疑者が逮捕された事案であろう。
高市さんになって公明党が外れて良かった。民主主義が機能していなかったからだ。支持者ではないし、医療費削減の危惧があるけど、政権の政治や政策の方向が明確になったことは良いことと捉えたい。問題は健全な野党がないことで、選挙となると困惑するばかりである。
旅程)高山ーR41-一宮ー県98苅安峠 位山峠 ー 県88ー下呂温泉ーR257加子母、付知、中津川ー宿まで迷走 100km弱
曇りのち雨
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